所有事業者:西東京バス(東京)
仕様・用途:都市間夜行高速路線仕様
(高速「ハローブリッジ」号に充当)
登録番号:八王子200 か 1621
社番:DH21277号車
配置:恩方営業所
初年度登録:2012年
シャシー製造:日野自動車
搭載機関:日野E13C〈ET-Ⅵ〉型
車体架装:ジェイ・バス小松
車両型式:QPG-RU1ESBA
車名:日野セレガ・ハイデッカ
撮影日:2024年3月23日(土曜日)
撮影場所:東京駅日本橋口
「今日の1台」初登場となる西東京バスです。
いやいや、長年、乗合、高速、貸切問わず、東京の様々バスを取り上げていますけど、西東京バスが初登場とは意外でした。まぁ、本拠地が八王子周辺なので、なかなかそっちに行く用事もないし、縁がありませんでした。確か、バスタ新宿に移行する前の、ヨドバシ前にあった新宿駅西口バスターミナル(降車場)では撮った記憶があるんだけど、それを差し引いても八王子へは遠征しません。
西東京バスの源流は、JR青梅線の前身である青梅電気鉄道が乗合バスを運行するにあたって、関連会社を設立したことに始まります。時に1928年の事。1956年には京王帝都電鉄の傘下に入り、1963年に西東京バスと商号を変更します。1999年には青梅営業所と恩方営業所の路線を移管して多摩バスという会社を立ち上げますが、2011年に再び西東京バスに吸収されています。
営業の縄張りは、八王子市を中心とした西多摩エリアになりますが、メインは青梅線、五日市線沿線になりましょうか。また、丹波山村や小菅村といった山梨県にも足を伸ばしています。
そんな西東京バスですが、まさか東京駅に乗り入れるなんて・・・。それだけで撮ったようなものですが、(二度目の)まさかこれが「ハローブリッジ」号だなんて・・・。
「ハローブリッジ」といえば、瀬戸大橋開通フィーバーの余韻覚めやらぬ1989年に京王帝都電鉄と四国高速バスによって運行を開始した老舗路線になりますが、運行開始当初は新宿発着でした。1996年に「オレンジライナーえひめ」号と「ツィンクル」号などと共に、運行会社を京王から西東京バスに移管しました(一瞬、多摩バスが管轄した事もある)。因みに西東京バスとして最初に手がけた夜行高速路線バスは八王子と京都を結ぶ「きょうと」号でした。
「ハローブリッジ」といえば、一時期、尚且つ四国高速バス便のみになりますが、2階建てバスを充当した事もありましたが、東京駅に乗り入れるようになったのは2023年から。東京乗り入れは西東京バスのみで、四国高速バスはバスタ止まりになります。
でも、東京駅まで乗り入れるのは良いんだけど、東京のど真ん中から塒である恩方への回送(50km以上)はキツいですよね。
【参考文献・引用】
バスラマインターナショナルNo.138
年鑑バスラマ2012→2013
(いずれもぽると出版社 刊)
ウィキペディア(西東京バス、ハローブリッジ号など)