あくまでも「個人の感想です」の範疇ですが、私的に今もなお、阪急電車のフラッグシップは6300系だと思っています。
京都線での特急仕業は無く(「京とれいん」は別)、嵐山線で余生を過ごしていますが、先代の2800系がやはり嵐山線で余生を過ごしたけど、3扉に改造されてしまってプライドをズタズタにされたのに対し、6300系は3扉に改造されることなく、転換クロスシートはそのままで、「阪急のフラッグシップ」というプライドを保ったままで余生を過ごすのは稀有な例であり、だからこそ、6300系は「阪急のフラッグシップ」と位置づけても良いと思います。
21世紀、令和の今でも十二分に京都本線の特急仕業に就いても遜色はないと思いますが(さすがに朝のラッシュ時は無理だと自分も思う)、これに期待される阪急の有料着席サービス「PRiVACE」を組み込んだら、もしかしたら、JRの新快速より箔が付くし、一足先に有料着席サービスを実施した京阪特急よりも上回れるんじゃないかって思ったりします。
鳴り物入りで導入したJRの「Aシート」が苦戦を強いられているというのは在阪の友人から聴いたことがありますが、やはり関西の人々は財布のひもを緩めないのかなって。
夢物語ですけど、「6300系+PRiVACE」を実現させて、阪急における「至上の通勤」を検討して欲しいすね。