何年かぶりに「ひと駅散歩」をやりました。
故・地井武男氏の「ちい散歩」が懐かしいです。
別に括りはないんだけど、3.11まではちょくちょくウォーキングをしていた私。ダイエットが主な目的でしたが、車や電車でしか見ない光景を歩くとどうなるだろうという “発見” もまたウォーキングの楽しみの一つだったりします。
今回は3ヶ所の「ひと駅散歩」を行いました。
まずは、
「生麦駅→花月総持寺駅(京浜急行本線)」
んっ!? 「花月総持寺駅」って?
もしかして「花月園前」のこと?
調べたら、2020年に「花月園前」から「花月総持寺」に駅名が変わったということで、昨日今日の話じゃないんですね。
駅名の由来は1946年に閉園した花月園遊園地とその跡地に開場した花月園競輪場(2010年閉場)。
遊園地や競輪場が無くなって、その代わりかどうかは知らんけど、取って付けたように「總持寺」を入れたみたいですが、この駅から總持寺までは結構歩くと思うんですけどね。
で、距離的には大したことはなく(800mほど)、京急線やJR東海道線を眺めながら歩きました。
で、歩いている途中で見かけたこの高台。何だろう?
京急線は勿論のこと、東海道線や京浜東北線に乗っていると、誰かしらは気づくと思うんですが、何ですか?
災害時に避難するための高台ですか?
次に歩いたのは・・・
「国立駅→西国分寺駅(JR中央本線)」
えっ!? 何でいきなり国立へ?
どれもこれもちゃんとした目的があってのこと。その途中で「ひと駅散歩」を行った次第です。
ラーメンのコーナーでもお伝えしましたが、国立に降り立つのは何年振りだろう?
前は地上駅(築堤)でしたが、今は立派な高架駅になりました。
ところで、国立駅といえば、
(2006年撮影)
高架駅になる前はとんがり屋根の情緒ある駅舎だったんですが、これを高架化の際に取り壊すか否かで揉めましたよね。
で、当時の市長だか誰だか忘れたけど、「この駅舎は残す方向で検討する」と言及したのを覚えていますが、高架駅になってどうなっただろう? 気にしながら駅に降り立ったら、本来の駅舎としての機能は失われましたが、市の施設として遺されていました。
で、私はここから西国分寺駅まで歩きますが、列車に乗ると判るように、高架から切り通しになりますよね。その関係でこの辺りは強烈な坂があります。そして多摩地方らしく、23区内ではほぼほぼ消えた雪の残骸がまだ彼方此方に点在していました。田無で仕事をしていた時に散々な目に遭ったことがありますが、多摩の人は雪掻きをしないのか?
最後の「ひと駅散歩」は
「北浦和駅→与野駅(JR東北本線)」
はぁ? 多摩の次は埼玉かい?
目的地に向かう際、「北浦和で降りるべきか、与野で降りるべきか」随分と悩みましたが、北浦和で降りて正解でした。
今でこそ、さいたま市になっていますが、2001年に統合される前は浦和市と与野市という立派な地方自治体でしたよね。これに大宮市と岩槻市が絡んでさいたま市になったわけですが、21世紀になった今もついつい、「埼玉県の県庁所在地は浦和市」って言ってしまいます。さらに、幼少の頃は埼玉県の県庁は大宮にあるものと思っていました。この妄想は他県にも及んでいて、
茨城県=土浦市(水戸市)
群馬県=高崎市(前橋市)
滋賀県=米原町(大津市)
と勘違いしていました(括弧内が正しい県庁所在地)。
ただ、東京都の県庁(都庁)所在地が「東京」っていうのもおかしくないか?
厳密論なら東京都の都庁所在地は「新宿区」になるんでしょうけど、広義的な括りは良くないです。
で、北浦和と与野の間は特に何も無く、生麦→花月総持寺間同様、電車を眺めながらの散歩になりました。
せっかくなので、偶々通りかかった貨物列車をうPしておきます。
この界隈は貨物列車フリークには堪らないんでしょうね。
久々にやった「ひと駅散歩」ですが、健康維持のために継続する必要性を感じました。