所有事業者:祐徳自動車(佐賀)
仕様・用途:観光貸切仕様
登録番号:佐賀230 あ ・525
初年度登録:2019年(※)
シャシー製造:いすゞ自動車
搭載機関:日野E13C-AE〈ET-X VI〉型
車体架装:ジェイ・バス小松
車両型式:2RG-RU1ESDJ
車名:いすゞガーラHD
撮影日:2019年8月2日(金曜日)
撮影場所:江東区若洲
※・・たぶん
佐賀県鹿島市に本社があり、鹿島市や武雄市を中心に営業の縄張りを持つ祐徳自動車は、佐賀県内においてはなかなかな大企業だそうです。
元々、武雄から社名の由来になった祐徳稲荷神社までを結んでいた祐徳軌道が1932年に廃止になり、その後を引き継ぐ形でバス事業を始めたのが祐徳バスの始まりです。
東京人にはピンときませんが、佐賀や長崎で店舗を展開する「ホームセンターユートク」も同社のグループ企業が経営してたりします。
一時期、分社化で祐徳バスや祐徳交通という事業者も出没しましたが、4年前に経営統合が行われ、再び祐徳自動車ブランドになっています。
貸切事業は福岡でも展開しており、また福岡では地盤である佐賀では展開していないタクシー事業も行っています。
貸切仕様車のボディカラーが良い味を出していますが、それまでは路線仕様車と同じカラーだったそうです。
画像は今から2年前の「東京2020」における関係者送迎プロジェクトに参加した時の一コマですが、一般貸切仕様車ながら、生意気にも13リッターの高出力エンジンを搭載しているようです。
個人的にかなり糾弾したはずの「東京2020」、でも、こういう時でないと地方から馳せ参じた観光バスはなかなか拝めません。
次は2025大阪万博でしょうか。
【参考文献・引用】
年鑑バスラマ2018→2019 (ぽると出版社 刊)
祐徳バス525号車を扱った各サイト
ウィキペディア(祐徳自動車)