6月20日(火曜日) 曇り時々晴れ
いやぁ~、激動の3日間が終わりました。
私的には「勘弁してくれ」と言いたいのですが、何がともあれこの3日間が無事に終わってくれて良かったと胸をなで下ろしています。
そんな中、寝た子を起こすクリビッテンギョなニュースが飛び込んできました。
「日本郵政とヤマト運輸のタッグ」
言わずもがな、この2社は「犬猿の仲」ですよ。それがよりによってタッグを組む?
とどのつまりは物流業界にとって死活問題的な「2024年問題」に端を発するんですが、厳格に適用された場合、物流業界は今よりも半分以下までシェアが下げられてしまい、仮に残ったとしても、その場は凌げたとしても、遅かれ早かれ「2024年問題」のダメージを受けるとさえ言われています。
具体的には来年1月末をもってヤマトの「ヤマトメール便」と「ネコポス」を廃止し、段階的に郵便局に移行するというもの。さらには「宅急便」も小物を中心に「ゆうパック」に委託するのだそうです。
そういえば昔、ある地方のヤマトのドライバーが荷物に貼付された宅急便のラベルを剥がして、ゆうパックのラベルにその住所氏名を転記して、ゆうパックとして送ったという事案がありましたが、特に地方に限って言えば、郵便局ネットワークには敵わないというのを見せつけました。ヤマトはそのネットワークを前々から欲しがっていたんですね。
「犬猿の仲」といえば、
JR東日本とJR東海
昭和時代の全日本プロレスと新日本プロレス
自民党と共産党
読売ジャイアンツと阪神タイガース
トミックスとカトー
ピンク・レディーとキャンディーズ
とんねるずとダウンタウン
etc・・・
これらが共闘するようなものですよ、冗談じゃなしに。
ただね、先を見越して共闘するのは良いけど、すぐにメッキが剥がれるのは必至ですよ。考え方も経営方針も違うんだから。
敢えて言いたいのは
「庇を貸して母家を取られ・・」
ないようにして下さい。
これも随分前の話ですが、「佐川対策」で一瞬、郵政とヤマトがくっつかんばかりのアクションを起こしたことがありましたね。
物流業界再編を企てるのなら、佐川よりもヤマトなのかな?