買い物で神保町に繰り出しました。折りしも昼時ということで、ここで昼飯を・・と彷徨うことはなく、 「そうだ、せっかく神保町に行ったんだから、あの名店に行ってみよう」 と歩を進めました。

今日は何処に行ったのでしょう・・・。

 

行った店・・・・・・ラーメン専門店 本家第一旭神保町店

場所・・・・・・・・・千代田区神田神保町2丁目 (白山通り沿い)

食ったもの・・・・チャーシュー麺 (味玉、メンマ、ネギをトッピング)

           ご飯を付けて ¥1,350-

 

 

スープ・・・◎

「新福菜館」 と並び称される、京都ラーメンの二大レジェンドですよね。いつか、一乗寺の 「紫蔵」 がレジェンドに加わると良いなとは思います。まぁ、 「紫蔵」 は家系ですので、その輪に入れるかどうかというのは微妙な情勢ですけどね。

本店も仲良く (?) 隣同士だし、3年前に訪れた時は双方、行列が出来ていました。その時、 「新福菜館」 にするか、 「第一旭」 にするか、 “上司” にアドバイスを求めたところ、間髪入れずに 「 「新福菜館」 にすべき」 と返信。で、 「新福菜館」 にしたのですが、思ったほどの味ではありませんでした。

「第一旭」 ですが、何年か前に新宿出店で東京に進出したのですが、神保町店は東京進出第二弾になります。訪れた時間帯が昼時だったので多少の行列はありましたが、こないだの 「とら食堂」 のように死ぬほど並びませんでした。

店舗はオールニューの上物ではなくて、前からあった雑居ビルを改装したもので2階席もありますが、そのせいか、1階席には驚くべき狭隘な箇所があります。1階席の奥と2階席がテーブル席で、あとはカウンター席というレイアウトです。

「第一旭」 といえばチャーシュー麺とヤキメシという組み合わせが鉄板だそうですが、敢えてヤキメシはオーダーせずに普通のご飯をオーダーしました。

混んでたせいか、オーダーしてからラーメンが運ばれてくるまで若干の時間がありました。

 

始めの一口ぃ~

 

あっ、良い感じの味ですね。典型的な中華そばなんですけど、何と言いますか、優しい感じのスープですよね。パンチが効いているわけでもなく、さりとて淡麗でも無い。このバランスが抜群でした。

ご覧のように、スープは飲み干しましたが、いつもとは違い、 「美味しくてつい」 飲み干したことを付け加えておきます。

 

 

麺・・・◎

麺は近藤製麺製の中太ストレート麺を使用していますが、東京じゃあまり聞かない製麺業者。 「もしかして」 と思って調べたら、 「第一旭」 の本拠地である京都から直送しているようです。 「家系=酒井」 という図式があるように、 「第一旭=近藤製麺」 という図式があるのかもしれませんね。

最初は 「細い?」 と思ったんですが、むしろ 「これは太い部類だな」 という感じで、茹で加減も文句なし。もうちょっと麺の量が多ければな・・と感じました。それなら大盛りにすれば良いのですが、大盛りというよりも麺の量をもう少し増やしてという意味合いです。何か物足りなかったなって。

 

 

チャーシュー・・・○

ピンボケですいません。

「第一旭」 のアイデンティティの一つであるチャーシューは、ちょっと想定外でした。

雑誌とかで見る全体像は、いつもチャーシューで覆われているというイメージだったんですが、オーダーしたラーメンが運ばれてきた時、何処にもチャーシューが見えなかったので、 「これ、ホントにチャーシュー麺ですか?」 と聞く始末。そしたら、 「スープで隠れています」 と返事があり、こじ開けてみると確かにチャーシューが隠れていました。そして、薄切りなりにもうちょっと大きなイメージがあったんですが、実際は小振り。味も柔らかくてジューシー感バッチリのものもあれば、少し硬いのもあり、食いながら 「バラバラどすえ」 と少しだけ落胆しました。

 

 

玉子・・・○

熟し加減は抜群でしたが、 「味玉」 って謳っているわりにはあまり味を感じなかったことと、半切りで供されていたのが評価を下げました。

 

総合評価・・A3

 

“上司” の評価はあまりよくありませんでしたが、私は 「良かった」 という評価です。特にスープは絶品級でしたね。

こうなれば、京都の本店に行かねばと決意を新たにしました。

 

ごちそうさまでした・・・