所有事業者:国際興業大阪 (大阪)
仕様・用途:観光貸切仕様
登録番号:なにわ200 か 2418
初年度登録:2019年 (※)
シャシー製造:いすゞ自動車
搭載機関:日野A09C-UV〈AT-Ⅷ〉型
車体架装:ジェイ・バス小松
車両型式:2TG-RU1ASDJ
車名:いすゞガーラHD
撮影日:2021年8月2日 (月曜日)
撮影場所:江東区若洲
※・・たぶん
弊愚ブログの基幹コーナーである 「今日の1台」 はもうすぐNo.1000を迎えます。一口に 「第1000回」 っていうけど、結構な数ですよね。
一応、No.998とNo.999は大筋で決まっていますけど、No.1000を何にしようか、まだ決めかねています。このNo.997も意味不明ながら相当悩みましたしね。
国際興業は東京に本社があって、東京と埼玉をメインにバスとタクシー事業を展開している企業。系列会社は東北を中心にいくつかありますが、同じ系列グループでも 「国際興業」 を名乗るのは、実はここだけだったりします。元々、国際興業の大阪支店だったんですが、2004年に分社化して 「国際興業大阪」 となりました。
国際興業大阪もまた、その源流はタクシーで、大阪タクシーとかキンタクとか6社が合併して大阪交通を立ち上げたのは1937年の事。1958年に国際興業の傘下となります。
大阪の国際興業がいつバス事業に参画したのかはハッキリとは判っていませんが、基本は貸切事業専業でした。2002年に梅田と高槻を結ぶ深夜急行バスで路線事業に参画しますが、4年で頓挫します。2013年に大阪市交通局で運行していたコミュニティバス 「赤バス」 を受け入れる形で再び路線事業に再参画しました。
国際興業大阪の貸切バスカラーは東京では見られない配色で、東京同様、いすゞがメインですが、日野もいるようです。
バスではありませんが、淀川区の乗合タクシーには東京の国際興業バスのカラーをした車が充当されています。
さて、画像の6227号車ですが、色々と検索しても最後まで年式と型番は判別できませんでした。しかし、ナンバープレート 「なにわ200」 の希望ナンバーではない通し番号とであることと、その番号とを照らし合わせた結果、自社発注のプロパー車であるのを信じれば、2019年式で、汎用のハイデッカーがこぞって搭載するA09エンジンであると判断し、型式も 「2TG-RU1ASDJ」 としました。
国際興業の貸切/高速路線用カラー (通称:ブルーリボンカラー) を見慣れ過ぎちゃっているせいか、国際興業大阪の貸切車カラーは新鮮そのもの。 「こっちが良いっ!」 っていう人もいるかもしれせんね・・・。
【参考文献・引用】
年鑑バスラマ2019→2020 (ぽると出版社 刊)
ウィキペディア (国際興業大阪)