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所有事業者:秋田中央交通(秋田)

仕様・用途:高速路線仕様(高速「仙秋号」に充当)

登録番号:秋田200 か 1015

配置:秋田営業所

初年度登録:2013年

シャシーメーカー:日野自動車

搭載エンジン:日野E13C〈ET-Ⅵ〉型

車体架装:ジェイ・バス小松

車両型式:QPG-RU1ESBA

車名:日野セレガ・ハイデッカ

撮影日:2013年9月15日(日曜日)

撮影場所:仙台駅



小田急バスの高速路線カラーですけど、秋田中央交通の車です。
今から30年前に、新宿行きの 「フローラ」 号を運行開始して以来、高速路線仕様車は共同運行事業者である小田急バス (→小田急シティバス) と同じボディカラー (いわゆる 「こけし」 カラー) を纏うようになっていますが、秋田中央には 「青こけし」 がありません。それと夜行便が 「赤こけし」 を、昼行便が 「緑こけし」 という具合に割り振られているようですが、 「こけし」 カラーを充当するのは 「フローラ」 号と 「仙秋」 号しかないみたいですね。他の秋田-湯沢線と秋田-能代線、そして空港リムジンには貸切車と同じカラーの車を充てるようです。

画像の車は、2013年式で撮影時は真新車だったようです。ハイデッカーだから、A09エンジンのQRG-かと思ったら、いっちょ前にE13Cエンジンを搭載しているんですね。
仙台駅のペディストリアンデッキから俯瞰しての撮影しか出来なかったので、このような絵面になってしまいましたが、盆暮れの繁忙期になると、 「フローラ」 の続行便として充当されることもあるのだとか。だから、東京でも見られるチャンスがあるみたいです。 「フローラ」 での使用を考えて、E13Cエンジンとしたのかもしれないですね。

秋田中央交通といえば、小田急バスから転籍したエアロクィーン・Kとエアロクィーン・Mはお元気なんでしょうか・・・? それぞれ1993年式と1992年式のMS7エアロクィーンの最終期モデルなので、もしかすると退役しているかもしれないですけどね。存命だったら、撮りたいです。


【参考文献・引用】
バスラマインターナショナル No.114
年鑑バスラマ2013→2014
(いずれもぽると出版社 刊)
S’LEGA-LAのバス撮影記録 Part.2
ウィキペディア (秋田中央交通、仙秋号)