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撮影時間は前後するのですが、こっちからお伝えします。
これも、前回同様、中津での撮影になりますが、さすがにこの時期を知っている方は少なくなっているのではないかと思われます。この撮影に際して、周辺を散策しましたけど、かつてここに路面電車が走っていたという形跡というか、遺構というかが何一つ残されていませんでした。

で、前回は国道176号線の立体交差から今昔対比を行いましたが、今回はさらに中津駅寄りに歩を進めた場所になります。
天神橋筋六丁目電停を出発した野田行きの電車は、中津に向けて西進しますが、途中、東海道本線と新御堂筋、そして阪急をアンダークロスして、この鉄橋 (国鉄梅田貨物線) に差し掛かるわけですが、鉄橋を越えて中津の電停になります。おそらく 「Then」 の画像は、その中津の電停から撮ったものと思われます。時期は不明ですが、昭和49~50年前後ではないでしょうか。

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40年後の同じ場所になります。ちょうど、歩道と車道1車線分がかつての線路だった部分になろうかと思われますが、この辺は鉄橋を始めとして細々 (こまごま) とした建造物が多かったので、現在と対比してもそんなに変わらないのがミソ。

半世紀前は、 「交通渋滞は路面電車のせいだ」 って決めつけられていましたけど、半世紀後も交通渋滞は変わっていません。だとしたら、この交通渋滞は一体、誰のせいなんでしょうか・・・?