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事業者名:プリンセス観光バス(静岡)

仕様・用途:観光貸切仕様

愛称:エアロクィーン45

登録番号:静岡200 あ ・・・2(字光式)

初年度登録:1992年式

シャシーメーカー:三菱自動車工業

搭載エンジン:三菱8DC11型

ボディ架装:三菱自工名古屋

車両型式:U-MS729SA改

車名:三菱ふそうエアロクィーン・MV “エボリューションMSX”

撮影日:2012年5月4日(金曜日)

撮影場所:東京ディズニーランド



「今日の1枚」 ですが、2枚構成です。
バスマニアの間では、かなり伝説的な存在になっているプリンセス観光バスのエアロクィーン・MVです。
画像は再掲になりますが、その時も 「この車を撮っただけでもめっけもん」 と言われたくらいですから (文言は大仰に変えています) 、その筋の方々からすれば、ものすごい個体なんだろうなっていうのは想像に難しくありません。
恥ずかしながら、私はこのバスを撮った時に、普通にエアロクィーン・Ⅱだと思い込んでいました。そしたら、運転していた方 (画像でもしっかりと顔を出させていただきました) から 「あんた、相当な通だね」 って言われたのを思い出します。最初、何言ってんだか全然解らなかったのですが、エアロクィーン・MVだと聞いて驚愕しました。リアを見て初めて、 「ホントだっ!」 と二度ビッ栗。言われなかったら、永久にAQⅡだと信じ切っていたでしょうね。

元々はしずてつジャストラインが持っていた個体だそうですが、それを2008年にプリンセス観光が引き取り、弊愚ブログでも度々取り上げている富士市の富士バスボデーで徹底したカスタマイズを手がけました。
フロントのライト周りはAQⅡもしくはⅢのを移植し、リアスポイラーはお門違いのセレガーラのを取り付けています。バスにも “スワッピング (あくまでもカスタマイズ用語として) ” というのが存在するんですね。テールランプはローザのを使っています。そう言われないと、全然チンプンカンプンだったりするので、その時はその偉大さというのが全然解っていないことがバレバレです。

しずてつ時代は36人乗りでしたが、プリンセス移籍時に (改造時に) 45人乗りに変更、補助席は無しで、後部は回転します。
“次世代のMS” という意味合いで 「エボリューションMSX」 という名が冠せられていますが、当然、正式なネーミングとしてではありません。しかし、敢えて今回は 「エボリューションMSX」 の名を冠させていただきました。

プリンセス観光バスのホームページからもこのバスはまだ現役のようですが、当然、1台しかありませんので、撮る際は事前にアポを取るか、偶々出くわすかの二者択一のような気がします。私は後者でしたけど・・・。


【参考文献・引用】
プリンセス観光バス公式ホームページ
観光バスのページ