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退屈だったので、ラーメンでも食いに行こうかと用意しました。どうせ行くなら、家系かなと考えたのですが、最近はいわゆる “亜流” ばかりで、キチンとした店で修行した “まともな家系” が少なくなっているような気がするというのは、以前にもお話ししたかと思います。それでも、 「どっかないかな・・」 と探していたら、意外な “盲点” があり、そこに行くことにしました。もしかしたら、 「麺プレ」 としては最後の大物家系になるかもしれないその店、何処に行ったのでしょう・・・。

行った店・・・・・・ラーメン環2家

場所・・・・・・・・・ 横浜市港南区下永谷3丁目 (環状二号線沿い)
食ったもの・・・・チャーシューメン (味玉、のりをトッピング)
          ご飯を付けて ¥1,020-
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スープ・・・○
言わずと知れた、家系の超人気店です。
総本山 「吉村家」 の流れを汲む “直系店” ですけど、 「吉村家」 のホームページを見ても、 「環2家」 は直系店のラインナップから外れているんですね (同時に 「横横家」 「王道家」 「まつり家」 の名も消えている) 。しかし、直系店である (あった?) 証しの 「家訓」 が貼付されていたり、直系店でしか味わうことが出来ない刻み生姜や酢が置いてあるということは、必ずしも、まるっきり縁が切れたというわけではなさそうです。
厳密に言うと、過去に一度、 「環2家」 は行ったことがあります。そこが多分、 私が初めて行った家系の直系店だと思われます。しかし、その時は “上司” と行ったことから、カウントされなかったので、そして、旧 「麺プレ」 でも行った記録が無かったため、今回、10数年の流れを経て、 「麺プレ」 でカウントされることになります。因みに、2017年最初の家系になります。
人気店というだけあって、店に着くともう並んでいる人が数人見受けられました。まぁ、昼時でしたしね。ただ、ここは 「吉村家」 同様に、入れ替え制みたいで、入る時はすんなり入れました。そしてそんなに待つことなく、オーダーしたラーメンが運ばれてきました。

始めの一口ぃ~

ぬるっ!!

何やねんっ!? このぬるぬるのスープはっ! 冷やし中華かと思っちゃいましたよ。
しかし、ある部分はしっかりと熱々なんですよねぇ~。凄いですよ、一杯のラーメンで熱いも温いも体感出来るのは。ラーメンにも200海里とか、排他的経済水域っていうのがあるんですね。
でも、総体的に考えたら、一杯のラーメンに熱いと温いがあっちゃいけないんですよね。頭のてっぺんからつま先まで、おはようからおやすみまで熱々じゃないとアカンでしょ。だから、評価はそのまま。さらに、 「限りなく “△” に近い “○” 」 だと思っていただければと思います。

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麺・・・△
“まともな家系” らしく、酒井製麺を使用しています。
しかし、茹で加減が何とも言えず中途半端。まぁ、曲がりなりにも 「直系店」 ですので、この茹で加減が平均的、ボーダーライン、基準点だとすれば、それはそれでやむを得ないのですが、あれではどう贔屓目で見ても、 「普通」 あるいは、 「やわらかめ」 としか思えません。 「吉村家」 の方がもっとガシッとした歯応えだったように記憶しています。
期待していただけに、残念でなりません。

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チャーシュー・・・◎
直系店らしいチャーシューですね。
一見すると、硬そうに見えるのですが、食うとそんなに 「硬いっ!」 というほどのガチガチ感はありませんし、むしろ良い感じの柔らかさとジューシー感。なかなかどうして、不思議ちゃんな食感なのです。

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玉子・・・○
見ての通り、良い感じの熟し加減でしょ。
でも、そんなに味は感じなかったですね。それと、些か白身がヤワかったかな。
スープを黄身に浸して食うと、 “◎” を付けたくなる味に大変身です。

総合評価・・B3

どうも、私は直系店とは相性が悪いようで、何処もかしこも 「美味いっ!」 と叫べる店は無いですね。私の舌は、どっちかというと、 「六角家」 系寄りなのかなと思うこともしばしば。
どっちにしても、これで関東近辺の “大物家系” は行き尽くした感がありますが、探せばまだまだあるような気がします。今後は 「六角家姉妹店」 を中心に探すことになろうかと思われます。