ちょっと用事があって大塚に行きました。
いつもだと、大塚で昼食と相成るのですが、せっかくここまで来たのだから、池袋まで足を延ばそうということになりました。久々に訪れる池袋、今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・ 背脂らーめん宮本 西池袋店場所・・・・・・・・・・豊島区西池袋１丁目 （池袋駅の近く～西一番街商店街沿い）
食ったもの・・・・・醤油背脂チャーシュー （味玉、のりをトッピング）
￥１，２３０－ （ご飯はサービス）
スープ・・・◎
今回の 「麺プレ」 は久々づくしです。
まずは前述のように、久々の池袋。あれだけのラーメン激戦地なのに、何と約３年ぶり （一番最後が池袋の 「ふじわら」 ） になります。
そして 「背脂チャッチャ系」 も久々だなぁ～。 「二郎」 などヘビーコッテリのは結構行っているような気がしますが、背脂チャッチャはここ最近、行ったという記憶がありません。調べたら７年ぶりでした （Ｎｏ．３７３、江戸川区の 「きくちゃん」 以来） 。思い出すのは、旧 「麺プレ」 時代に行った、大崎の 「平太周味庵」 。１０年以上前の話で、私も１０歳以上若かったけど、それでも結構堪えました。
さて、西一番街やロマンス通りなど、池袋西口は欲望が渦巻く歓楽街として名が知られていますけど、私にとっては、 「青春の一ページ」 的な懐かしい思い出ばかりです。その殆どがロサ会館での出来事ですけどね。この一角には結構ラーメン屋が多くて、最初は旭川ラーメンの店が良いかなって足を向けそうになりました。そしてその対面にこの 「宮本」 があるのですが、どっちにしようか、ちょっと迷いました。 「背脂チャッチャは苦い思い出があるしな・・・。かといって、旭川もチェーン店系っぽいし・・」 と自問自答すること十数分、選んだのは背脂チャッチャ系でした。
「宮本」 は千葉県を中心に展開しているラーメンチェーン店で、本店は成田にあります。店内に入ってフランチャイズ系であることが判りました。なお、東京は池袋だけに出店しています。
店内に入って、何を食おうか・・と考えることはなく、基幹メニューである醤油味を選びました。
私が訪れた時はお昼時だったのですが、見事にガラガラでした。にもかかわらず、盛況ぶり伝えるポスター （写真？） みたいなのが貼られていて、 「如何にもっ！」 って感じを誇示しているんですけど、それが見かけ倒しだというのがバレてしまいましたね。行列の様子ももしかしたら、 “ＣＨＥＲＲＹ ＢＬＯＳＳＯＭ” かもね。
そのせいか、注文したラーメンは時間をかけることなく運ばれてきました。
始めの一口ぃ～
なかなか良いですね。
背脂チャッチャ系ということで、かなりの工藤さを期待 （覚悟？） していました。しかし、 「うわぁ～」 って感じではなく、味わい方の視点を変えれば、あっさりしているようにも思えます。これね、 「平太周・・」 のような “本物” の背脂チャッチャ系なら、ダシの匂い （臭い） だけでそれこそ 「うわぁ～」 になるんでしょうけど、万人向けにアレンジしているという見方も出来ます。ということは、・・・じゃないってこと？ でも私には合ってました。
麺・・・○
カネジン食品製の中太麺を使用しています。
カネジンといえば、 「大勝軒」 で有名ですが、あんまり太くなかったのと、茹で加減が理想を下回ったため、この辺が期待はずれかな。ラーメンの主役はスープであり、麺であるのですが、今回は何か、スープに主導権が握られてしまい、麺はどっちかというと脇役的な存在のような感じがしました。だから、麺に対して、食っていながら記憶が無いという異常事態に。
チャーシュー・・・△
見てお判りのように、脂身ばかりの工藤そうなチャーシューです。食ってみたら案の定、工藤かった。
肉の部分を探すのに苦労しました。苦労はもう一つ、褒め言葉が見つからないこと。脂身は容赦なく残しました。
玉子・・・○
標準で半切りの玉子が乗っかっています。そして別注トッピングで１個まるまるの玉子があります （画像は標準トッピングの方です） 。
黄身の熟し加減や味は合格ラインスレスレでしたが、白身がクタクタ。箸で摘まむのにちょっと技術を要します。
総合評価：Ｂ３
やっぱりこういう評価になりますかねぇ～。
スープだけが際立っていて、他がアピール不足だと、ラーメンそのものもミオチクリンになってしまいます （勿論、麺がしっかりしていても、スープがポンコツなら一緒です） 。
今年の 「麺プレ」 は、１回目からずっとＡ評価だったのに、見事に躓きました。でも、スープの “◎” 評価はずっと継続していますね。
フランチャイズ系はやっぱり “平均点” のラーメンしか作れないのかなぁ～？