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これは3日前の早朝に撮ったものです。
ナンバーが外され、如何にも 「これから廃回です」 といった趣のHMC東京のエアロバス (KL-MS86MP) 。社番は259号車でした。
同日夕方、帰宅途中にまた立ち寄ったら、既に259号車は無かったので、業者に引き取られた模様です。まぁ、何だかんだいっても今やMS9全盛時代。いくらKL代とて、少なく見積れば車齢は10年以上は経っていますので、2006年 (つまり、PJ代に代替わりるす寸前に導入されたとすれば) 辺りの導入であれば、もう少し生き延びることは出来るのかもしれませんが、KL代の初期モデルであれば、もはや行き場所は無いに等しいです。
もう一つ、この車の代替で新たにMS9が導入されるのかなぁ~?
新車導入の見返りに経年車を置き換えるのが通例のフローですけど、需要減による減車ということも考えられます。インバウンドの関係で少し潤っている観光バス業界ですけど、HMCはちょっとその辺が宙ぶらりん。果たして267号車 (昨年導入のQTG-MS96VP) に次ぐ新車は現れるのかっ!?

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バスの話題をもう一つ。
ここは西葛西駅で昨日の夕方に撮りました。
数日前にお伝えしたイオン葛西店の送迎バスとして西葛西地域に進出してきた京成バスの日野ポンチョが西葛西駅に佇んでいる一コマです。
あれから日中、夕方と幾度となくこの送迎バスを見たり撮ったりしていますが、どうもこのE501号車しかいなさそう。
現在、イオン葛西店の送迎バスは西葛西駅行きと船堀駅行きの2コースに集約されましたけど、1台で2コースを掛け持っているようなんです。つまり、江戸川営業所からまず船堀駅まで回送でやって来たポンチョは、船堀で客を乗っけてイオンまで来て、しばしの休憩の後、今度は西葛西へ客を乗せて向かい、西葛西からイオンに戻ったら、再び船堀へ向かうという行程なんじゃないかと思われます。
ところで、E501号車が車検を含む検査入場に直面したら、その代替は何が充てられるんでしょうね? 船堀コースなら行程の9.8割が道幅の広い幹線道路なので、大型車の代替でも問題ないのですが、西葛西コースはその逆で狭隘な路地も含まれることから、ポンチョやエルガミオのような9m車クラスでないとキツいかと思います。まさか、そん時だけ、過去に戻って三陽自動車のマイクロバスが担当するの?

一部で、 「京成バスは葛西地域にコミュニティバスを運行するための布石として、イオンの送迎バス委託はその足がかりだ」 という噂があるようですね。
都バスが牛耳っている江戸川区南部にあって、幹線道路、狭隘道路を含めて都バスが一手に引き受けていますが、それでも大型バスが入れない路地がいくつも点在しているのが江戸川区です。
京成バスは葛西駅と東京臨海病院にバスを運行していますけど、あれも事実上、東京臨海病院への送迎バスのような存在で、コミュニティバスとは違います。地域住民や自治会もおそらく、江戸川区や都バスに対して、こういった狭隘地域を走るコミュニティバスを走らせるように要望はしているかと思いますけど、都交通局や区は首を縦に振らないんでしょう。そこで京成が動き出した。手始めに駅と地域でも指折りのショッピングモールとを結ぶバスを運行し、ある程度の手応えが感じられれば、別のエリアでコミュニティバスを運行させるのかなと予想しました。
実現するか否かは不透明な状況ですが、江戸川区って、本格的なコミュニティバスは運行されてないですよね。その未開発地帯に開発の一番槍を入れる足がかりを京成はやろうとしているということなんでしょう。