1月8日 (日曜日) 曇りのち雨
話は金曜日まで遡ります。
金曜日は夜勤で、土曜日が早番という鬼のようなシフト。普通ですと、大概夜勤の次の日は休ませてくれるんですけど、今回はそのシフトを作成したチームリーダーは鬼畜になりました。そして土曜日。出勤すれば、山のような郵便物の量に卒倒しそうになりました。この日は20年前に郷里に帰ったかつての同僚が、自らの子息を連れて ( 「子息に付き合って」 という表現の方が正しい) 、東京にやって来るというので、久々にかつての職場の仲間と集まることになっていたのですが、こりゃ、残業になりそうだなと諦めて仕事にとっかかります。違法な長時間残業をやらせるブラック企業がある一方で、サービス残業が相次いで目立つ企業もあります。それが郵政です。私も土曜日は休憩を取らずに仕事を継続することが多いのですが、休憩分を残業時間に加えることはありません。本来はしっかり休憩を取って残業時間として計算するものなんですが、今はそれをやる社員は少ないんじゃないかなと思います。それもこれも、管理者が 「残業はするな」 と言うからです。
この話はまた、機会があったらお話しするとして、何だかんだ言って仕事が終わったのが5時半。それから着替えて新小岩に向かいました。この日、集まった仲間は皆、同じ職場で働き、今は他の郵便局に転勤しています。既に退職した先輩もいましたが、その人を含めて何年かぶりに会う人が殆どです。そしてこの日の主役であるヤマちゃんも、会うのは8年ぶりです。
最初は年賀繁忙明けということと、様々な事情から気乗りしなかった集まりでしたが、いざ、蓋を開ければ、いやはや盛り上がった盛り上がった。私も久々に会う喜びからか、知らず知らずのうちにガバガバ呑んでいたらしいんですね。それに疲れが加算されて、みるみるうちに酔っ払っていくのが分かっていました。目も足も頭もおぼつきません。
一次会は大盛り上がりのうちに終了し、帰る人、もう一軒行く人とに分かれましたが、私は後者の方でした。しかし、もはや限界でした。二軒目でちょっと呑んでからすぐにトイレに駆け込む私。リバースじゃありません、お尻から発射される排泄物でした。後から聞いた話では、 「もはねの奴、トイレに行ったっきり出てこないぜ、ヤバいんじゃない? このまま置いて帰っちゃおうか」 と話していたそうです。ようやくウンコから解放されたのですが、どうにも二次会に付き合うだけの体力と精神力は残されておらず、失礼承知で帰宅しました。
フラフラになりながらも、新小岩駅まで辿り着き、タクシーで帰宅するのですが、全く記憶がありません。運転士さんの 「船堀を過ぎましたけど、どうしますか?」 という言葉にハッと我に返り、少し走ってもらって降りました。
帰宅後、すぐに寝ようと思いましたが、今度は食道から喉仏の辺りにかけて異変を感じ、すぐさまトイレに駆け込みました。そして、今度は本当にリバースしちゃいました。いやぁ~、戻すなんて何年ぶりだろう・・・? ここんところ、家呑みを含めて “独り呑み” が多くなり、お腹がいっぱいになったり、ほろ酔い気分になったところでお開きにするパターンが多かったことから、リバースすることは全くと言って良いほどありませんでしたが・・・。やっちゃいましたね。
一夜明けて今日。二日酔いにこそなっていませんでしたが、足のフラついたままでした。
今日、ヤマちゃんは帰ります。羽田まで見送りに行こうと考えていました。それで何かお土産を買おうということになり、あれこれ考えた結果、ウチでよく買って食べる 「小川軒のレーズンサンド」 を買うことにしました。ところが、代官山も目黒も閉まっています。ネットで場所は調べたのですが、営業時間までは調べませんでした。そうと分かっていれば、東京駅で買ったのに・・と、まさに 「後悔先に立たず」 です。しゃーないから、羽田空港で買うかと、少し早いのですが、羽田へ向かいました。リムジンバスも撮りながら時間を潰すことにしました。しかし、折りしも降り始めていた雨が少し強さを増すようになり、羽田に着いた時には、傘がなくては歩けないほどになっていました。で、バスの駐車場も何だか乱入出来無さそうだし、それも諦めてターミナルへ行きました。お土産はパティシエの辻口なんとか氏が監修するラスクにしました。そこでまた 「あっ!」 と。そうだ、京橋に出来た 「エドグラン」 にある 「トシ・ヨロイヅカ」 のスイーツにすれば良かった・・・。
ヤマちゃんは子息とともに、18時50分発の全日空機で自宅に戻りました。
以上、波乱に満ちた3日間でしたが、汚い話ばかりで恐縮です。でもリバースするほどガンガンに呑んだのもやっぱり楽しかったからじゃないですかね? でなければ、あんな呑み方はしないし、自ら仕切ろうだなんて思わないでしょう。
お酒はほどほどに。