
いつもだと、箱根駅伝観戦後にその年一発目のラーメンを食うのが恒例になっていますが、今回は “もう一つの恒例行事” に集中すべく、ラーメンはスルーしました。それで今回が2017年一発目の 「麺プレ」 になります。今年も色々なラーメンを食えれば良いかなと思っています。
今日は、半ドンだったので、思い出したかのように 「せっかくなら銀座のあの店に行ってみよう」 と心は決まっていました。
2017年一発目はどこに行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・銀座鴨そば 九代目けいすけ
場所・・・・・・・・・中央区銀座6丁目 (三原通り沿い~みゆき通りとの交差点近く)食ったもの・・・・芳醇鴨そば極みご飯を付けて ¥1,400-


スープ・・・◎
店舗ごとに異なる奇抜な素材を駆使して、完成度の高いラーメンを出す 「けいすけ」 は、 「麺プレ」 でも何度か登場していますが、最後に行ったのは確か、6年前の 「肉そばけいすけ 神保町」 以来になるかと思われます。実際に今、何店舗展開しているのかすら、分からない状況にあります。ここは九代目ですけど、手広く店舗数を拡大させているのが 「肉そば」 系。私に言わせれば、 「 “竹岡式” の二番煎じじゃん」 って評価をしていますけどね。
九代目が使用している素材は鴨。それをたたき台にしているんですけど、しょうゆ味、塩味、つけ麺など、そのバリエーションは結構豊富。今回は各種トッピングが標準で乗っかっている 「極み」 なるものをオーダーしました。スープのタレは醤油味にしました。
待つこと数分、ちょっとだけ待ちましたけど、オーダーしたラーメンが運ばれてきました。
まず、驚いたのが一番目立っているトッピング。ゴボウの天ぷらだそうです。ラーメンに天ぷらのトッピングは 「麺プレ」 史上初かもしれません。
始めの一口ぃ~
おっ! なかなかいけますね。
鴨肉を使用しているということで、工藤いのかなと思いきや、かなりあっさり目の味に仕上がっています。それでいて、しょうゆ味もしっかりとその存在をアピールしています。こういうスープってなかなか無いですよね。おまけに熱々。良いじゃないですかぁ~。
飲みやすさも手伝って、完食と相成りました。

麺・・・◎
麺は自家製麺だそうです。オーダー時に 「太麺にしますか? 細麺にしますか?」 と聞かれました。あれっ!? 他の 「けいすけ」 で、太麺とか細麺とかってチョイス出来たかな?
啜ってみると、意外にガッシリとした歯応えの麺に驚きました。もう少しヤワいのかと思っていました。良い意味で見事に裏切ってくれました。

チャーシュー・・・○
鴨肉のチャーシューは初めてかな?
「麺プレ」 審議委員会としては、豚肉以外のチャーシューは認めない方針だったはずなんですけど、過去に牛チャーシューや鶏チャーシューなんかも食っているので、鴨だけ×というわけにはいかんやろという結論に達しました。
柔らかくてジューシー感もありましたけど、もう少し (チャーシューの数を) 多くしても良かったかな (今回は “チャーシューメン” にしなかったんです) 。2枚だけだと、評価しにくいのです。

玉子・・・
今回は玉子については、評価の対象外とします。
これは卵黄のみが乗っかっている状態でして、正規の玉子とはちょっと違うような感じがしました。
ただ、普通の半熟玉子の作り方をして、白身だけ弾いたものと思われます。勿体ない・・・。
総合評価・・A3
確か、過去の 「けいすけ」 系はそんなに評価は高くなかった記憶があるんですよね。唯一、高田馬場の二代目 がA評価で、残りは全てB評価でした。そして今回の九代目は、二代目に届きませんでしたが、見事にA評価を獲得しました。なかなかどうして、良い味でしたよ。幸先良いですね。