1月3日 (火曜日) 晴れ
ようやくお休みです。しかし、休みなどと言ってられません。朝早く起きて身支度を済ませて、早々に出かけました。そう、毎年恒例の行事になりつつある生箱根駅伝の観戦です。
過去、 「大平台のヘアピンカーブ」 「茅ヶ崎で徳光さんと」 「復路の鶴見中継所」 「小田原中継所 (往路、復路) 」 と、手を変え、場所を変えながら色々と観てきました。今回は、直前まで何処で観ようかずっと考えていました。3日休みなので、復路になるのは言うまでもありませんが、鶴見、茅ヶ崎・・と思いつく場所は過去に行っています。同じ場所でも良いのですが、最終的に 「茅ヶ崎にしようかな・・」 と大体の青写真は出来上がっていまして、富士山も見たいし、あわよくばまた徳光さんとも観てみたいし・・という思惑が合致して、茅ヶ崎に照準を絞りました。
それで、出かけたのは良いんですが、ちょっとばかり家を出るのが遅かったか、バスがなかなか来ない。東西線は何とか乗れたのですが、東京駅を出発したのは9時ちょっと過ぎでした。茅ヶ崎駅までは1時間。私が茅ヶ崎駅に到着する時間と、トップの選手が平塚中継所を通過する時間とが大体一緒ですので、間に合うか間に合わないかのギリギリの情勢でした。そういえば、過去に茅ヶ崎に行った時、タクシーが全然来なかった記憶が蘇りまして (あれっ!? 小田原だったかな・・・?) 、そういうことも鑑みながら電車に揺られていました。その時、候補にも挙がらなかった場所が急にクローズアップされるのです。
「戸塚 (中継所) で観ようかな・・・」
そういえば、戸塚では往路、復路合わせても観に行ったことがありません。往路の戸塚は2区から3区への中継所ですので前半のハイライトであるのは確かなんですけど、レース的には始まったばかりのエリアですので、行く気がありません。それなら、優勝や上位争いは勿論のこと、シード権争いが熾烈を極めつつある、復路のヤマ場、あるいはキーポイントになるであろう場所なのが戸塚中継所になりますので、茅ヶ崎に行ってあたふたするよりかは、少しだけ余裕を持って、戸塚で観た方が得策なんじゃないかと、腹は決まりました。グリーン券は茅ヶ崎まででしたが、勿体ないのはやむを得ないです。

(顔、隠さなかったね。すいません)
戸塚中継所が国道1号線沿いにあるのは、この辺りを車やバイクでちょくちょく走っていますので知っていますが、戸塚駅からどれ位かかるか判らないので、タクシーを使うことになります。タクシーで行けばそんなに時間はかからなかったですね (全選手が通過して、戸塚駅まで歩きましたが、結構時間を要しました) 。

ここが襷リレーをする場所。本当はここで観たいのですが、関係者以外はダメなんだとか。

沿道 (往路の戸塚中継所付近) で靡いていた大きな旗。どこの大学が翻していたのでしょうか。
運良く、場所も確保出来、あとは選手が来るのを待つだけです。

シャッターチャンスを逸してしまい、こんなのしか撮れませんでしたが、1位で通過したのはやはり青山学院大学 (下田裕太選手) でした。

2位は早稲田大学 (太田智樹選手) です。今度は少しだけまともに撮れました。
重ね重ね、青山の下田選手、すいません・・・。

こうやって間近で観ると、選手の苦しさが本当に伝わってきます。
走るのは日本体育大学の中川翔太選手です。

國學院大学 (熊耳智貴選手) と山梨学院大学 (小山祐平選手) のデットヒート。
タスキリレーはもう少しです、頑張れ。

そして、1位選手が通過してから20分が経過すると、交通事情の兼ね合いから繰り上げスタートを余儀なくされるわけですが、戸塚では国士舘大学がその憂き目に遭ってしまいました。しかし、国士舘は繰り上げスタート後もなかなか来ず、実施から5~10分くらい経ってからでしょうか、ようやく本多将貴選手が姿を現しました。最後尾ではあるけど、1位以上の声援を集めていました。
こうして、約30分間でランナーは全て中継所を通過し、次なる鶴見に向けてまた走るわけですが、あらためて20kmを1時間で走るランナーは、凄いなって実感しました。

これが全選手が通過した後の中継所付近です。

画像が暗くてすいません。
これは、区間賞を取った青山学院大学の下田選手がインタビューを受けているところです。
今年も多くの感動を生んだ箱根駅伝。他のスポーツも生で観戦すれば、その良さが伝わるのかな・・・?