
2016年も残すところ、あと1週間となりました。
今年も色々と行きましたが、傾向としたら、今年は結構、神奈川県に多く行ったなという印象を自ら持ちました。データ上で見ても、全体の4割近くが神奈川県でした。そういえば、2016年一発目も神奈川県でしたからね。
おそらく、今年最後の 「麺プレ」 になるんじゃないかと思われますが、やはり今回も神奈川県でした。
ちょっと気になる店がありました。
さて、 (一応) 今年最後の 「麺プレ」 は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・ラーメン萩原家 藤沢店
場所・・・・・・・・・ 藤沢市大鋸1丁目 (東橋のたもと)食ったもの・・・・ラーメン (チャーシュー、味玉、のりをトッピング)ご飯を付けて ¥1,130-

スープ・・・○
「2016年最後はやはり家系で締めないと・・・」 とは思いませんでしたが、ガイドブックを捲っていたら、ちょっと気になる店を発見しました。何でも、この 「萩原家」 は、平塚の名店 「矢口家」 で研鑽を積んだようで、それなら、 “まともな家系” だろうと、機会があったら行ってみようと思っていました。しかし何を考えたか、昼前になって急遽、 「行っちゃえっ!」 と一念発起、藤沢くんだりまで車を飛ばしました。
道路が空いていたため、1時間ちょっとで到着出来ましたが、 “藤沢店” というのが気になります。他にも店があるということですよね。調べてみたら、本店はどうやら横浜の弘明寺にあるようです。そこの店主氏が 「矢口家」 で研鑽を積んだんじゃないでしょうか。
駅からもちょっとかけ離れているし、日曜日ということもあって、店内はガラガラ。それなら早く食えるなと注文をします。
基幹メニューは勿論、醤油豚骨のラーメンなんですが、その他にも 「美躰ラーメン」 なるもの (きっと、あっさり味かヘルシー系なんでしょう) 、 「美辛ラーメン」 なる辛い系、 「焼き煮干しラーメン」 、 「和風ラーメン」 、そしてつけ麺がラインナップされています。冒険心は買いますが、家系に和風とか辛い系とか必要かな・・・? そしておすすめなのが、各種トッピングが標準で乗っかっている 「萩原ラーメン」 なんですけど、白髪ネギが乗っかっているので却下。普通のラーメンにチャーシューなど、各種トッピングを乗せることにしました。
空いているので、オーダーしてから時間をかけずにラーメンが運ばれてきました。
始めの一口ぃ~
ぬるい・・・。そしてしょっぱい・・・・。
家系らしく、それなりに濃厚なスープでしたけど、妙にダシとタレのバランスの悪さを感じました。そしてやっぱりぬるいスープはいただけません。家系のスープは豚骨や鶏ガラなど動物系100%ですけど、ここは昆布や鰹といった魚介系をブレンドしているのだとか。 「矢口家」 系ではあるけど、どっちかと言えば、オリジナルに近い製法なんですね。

麺・・・◎
初めて聞く 「一 ( “いち” ? それとも “はじめ” ?) 製麺」 なる製麺業者。太麺と細麺が選べますが、当然のことながら、太麺をチョイスします。確か、 「矢口家」 は丸山製麺を採用していますので、この段階で期待が削がれたのは言うまでもありません。しかし、茹で加減は文句なしの絶品級でした。

チャーシュー・・・○
「矢口家」 は、 「ぜぇ~ぴぃ~んっ!」 と叫んだほど、超一級のチャーシューでしたけど、それとは全然似ても似つかない凡品でした。柔らかい部分と硬い部分が混在していて、柔らかい部分は絶品級に近い味や柔らかさなんですけど、硬い部分はセラミックの歯でないと噛み切れないほど硬質でした。平均的には柔らかい部分が大勢を占めていたので、今回は “○” 評価としました。

玉子・・・○
熟し加減は文句ないんですが、味はそれほど感じませんでした。熟し加減からいって、期待したんですけどね・・・。加えて半切りにしてあるんで、それ以上評価は上げられませんでした。
総合評価・・・B2
「矢口家」 系だから、少しは期待したんですけど・・・。やっぱり弘明寺に行かないとアカンか。
というわけで、今年1年、 「麺プレ」 を一読いただき、ありがとうございました。
新生 「麺プレ」 も最初期は60軒だ70軒だって行っていたんですが (最高は2007年の81軒) 、最近は些か熱が冷めたか、30軒代で推移しています。ただ、この調子でいけば、来年末には通算700軒 (旧麺プレを含んだ数) に達するかなと思います。
来年も宜しくお願いします。