事業者名:日産観光(茨城)
仕様・用途:観光貸切仕様
登録番号:水戸200 か 1559
社番:232703号車(※)
初年度登録:2015年式(※)
シャシーメーカー:三菱ふそうトラック・バス
搭載エンジン:三菱6M60(T2)型
ボディ架装:三菱ふそうバス製造
車両型式:TDG-MM97FH
車名:三菱ふそうエアロエースショートタイプMM
撮影日:2016年10月20日(木曜日)
撮影場所:石川・金沢市民球場
※・・たぶん毎度毎度諄い、お約束のご挨拶ですが、どうしてもやりたいんです。
「社名はぁ~日産なのにぃ~車はぁ~三菱ぃ~」
そうかぁ、今は日産と三菱は事実上、同じ会社だから、この車種選択も 「当たらずも遠からず」 なんですよね。
説明するまでもありませんが、念のため。日産観光と日産自動車とは何の縁もゆかりもない筈です。そして古くから日産観光は三菱主体でした。あとは輸入車ね。茨城県内では比較的早い段階でネオプラン車を導入した事業者だったと記憶しています。以前、 「今日の1枚」 でも日産観光の輸入車は取り上げたことがありましたが、輸入車だけでなく、国産車に関してもスーパーハイデッカーを多く導入していることでも知られています。日産観光に限らず、茨城交通や日立電鉄 (現、日立電鉄交通サービス) なんかも貸切車は基本的にスーパーハイデッカーだったりしますので、今でもスーパーハイデッカーの依存率というのは高いのかなって気がします。スーパーハイデッカー好きにとってはなかなか良いですよ、茨城は。
説明するまでもありませんが、念のため。日産観光と日産自動車とは何の縁もゆかりもない筈です。そして古くから日産観光は三菱主体でした。あとは輸入車ね。茨城県内では比較的早い段階でネオプラン車を導入した事業者だったと記憶しています。以前、 「今日の1枚」 でも日産観光の輸入車は取り上げたことがありましたが、輸入車だけでなく、国産車に関してもスーパーハイデッカーを多く導入していることでも知られています。日産観光に限らず、茨城交通や日立電鉄 (現、日立電鉄交通サービス) なんかも貸切車は基本的にスーパーハイデッカーだったりしますので、今でもスーパーハイデッカーの依存率というのは高いのかなって気がします。スーパーハイデッカー好きにとってはなかなか良いですよ、茨城は。
さて、2012年にマイナーチェンジを実施したエアロエースショートタイプMMですが、排ガス規制の記号がややこしくて、外観だけではそれを判別するのは基本的に不可能です。男性ではありませんが、 「顔じゃねぇよ、中身で勝負」 といったところでしょうか。
12mのハイデッカーやエアロクィーンはQRG- (後にQTG-) に一本化されていますけど、MMの場合は、仕様別 (=重量別) で排ガス規制記号が変わり、シート列が8列で定員42人乗り仕様の場合は車両総重量 (GVW) が12トン超になるので、記号はQDG-になりますが、それ以下、つまりシート列が7列で定員が29人の仕様だとGVWが12トン以下 (11.585トン) となって、記号はTDG-になります。画像の個体は、おそらくではありますが、シート列が7列で、補助席無しの定員が27人という仕様ですので、後者のTDG-になろうかと思います。事細かな規制事項があるから、なかなか難しいかと思いますけど、何もマニアのためにバスは存在しているわけではないので、 「それを言ったらおしめぇよ」 となるのですが、現場のためにも願わくば排ガス規制記号は一つにして欲しいですね。昔みたいにP-だ、U-だって判りやすい方が良いですよ。
12mのハイデッカーやエアロクィーンはQRG- (後にQTG-) に一本化されていますけど、MMの場合は、仕様別 (=重量別) で排ガス規制記号が変わり、シート列が8列で定員42人乗り仕様の場合は車両総重量 (GVW) が12トン超になるので、記号はQDG-になりますが、それ以下、つまりシート列が7列で定員が29人の仕様だとGVWが12トン以下 (11.585トン) となって、記号はTDG-になります。画像の個体は、おそらくではありますが、シート列が7列で、補助席無しの定員が27人という仕様ですので、後者のTDG-になろうかと思います。事細かな規制事項があるから、なかなか難しいかと思いますけど、何もマニアのためにバスは存在しているわけではないので、 「それを言ったらおしめぇよ」 となるのですが、現場のためにも願わくば排ガス規制記号は一つにして欲しいですね。昔みたいにP-だ、U-だって判りやすい方が良いですよ。
あと、初年度登録も他社の新車で近似値の番号に基づき、この年式だろうという判断によるものです。もう一つ、社番も手がかりになりそうですね。うっすらとして読みにくいのですが、乗降用ドアの横に貼付してあるのが社番だと思います。もし、こちらの読み通りに 「232703」 だとすれば、あくまで推測ですけど、 「23」 というのは、 「日産観光」 の “23” で、 「27」 というのが導入年度(西暦じゃなくて元号で) じゃないかって。 「27」 、つまり平成27年式になりますので、辻褄は合うんですよ。そして最後の 「03」 が通し番号かなと予想します。
【参考文献・引用】
日産観光株式会社公式ホームページ
バスラマインターナショナル No.134
年鑑バスラマ2015→2016
(いずれもぽると出版社 刊)
日産観光株式会社公式ホームページ
バスラマインターナショナル No.134
年鑑バスラマ2015→2016
(いずれもぽると出版社 刊)