12月8日 (木曜日) 晴れ

朝8時から夜の9時まで働きづめの1日でした。7時には上がれる筈だったのですが、他方で起こったトラブルの尻ぬぐいみたいな仕事でした。まぁ、頼まれれば取り敢えずはお受けしますよというスタンスなので、特別嫌というわけではなかったのですが、やっぱり疲れます。

さて、昨日でしたか、テレビの歌番組に長渕剛が出演した際に、歌い出しまでの4分弱、世間への批判を延々と捲し立てたそうです。
以下、抜粋ですが、

「アメリカの大統領が誰になろうとも・・・」 で始まり、
「今日もマスメディアが正義の面 (ツラ) して話している」
「歌の安売りをするのはやめてくれ。日本から歌が消えていく」
「俺たちの東北・仙台、俺たちの九州・熊本、そして福島。オリンピックもいいんだけどよぉ、若者の貧困どうする? 地域の過疎化どうする? 騙されねぇぜマスコミ」

とまあ、言いたい放題。東京オリンピックだ何だで沸き返っている日本の脳天気ぶりをチクリとブッ刺した格好になったような気がします。
私はとある理由で長渕剛は大嫌いですが (その理由は説明しなくても分かりますよね) 、今回の発言は 「もっともだ」 と支持します。だって、全部その通りですもんね。ただ、マスコミだけでなくて、その元凶になっている政治家にもその矛先を向けて欲しかったです。オリンピックで浮かれているヒマがあったら、目の前の山積している問題をとっとと片付けてからにした方が良いんじゃないかって。オリンピックで東京ばかりが肥えるのなら、東北や九州の復興の方が先なんじゃないの? と言いたいのでしょう。まさに 「意義なぁ~しっ!」 ですよね。

もっとも、冷静になれば、 「んだったら、 (長渕剛に対して) あんたが何か行動を起こせば良いじゃん」 ってなるんでしょうけど、シビアな世の中、歌だけでは何も解結出来ないんですよ。 この “魂のメッセージ” がどれだけ世間様に通じるか・・ですよね。