
1989年の運行開始以来、首都圏と四国を結んでいた夜行高速路線バス 「パイレーツ」 号が今年、大幅なリニューアルを実施するということです。
一番大きなリニューアルは、東京側の発着場所をそれまでの品川バスターミナルから渋谷のマークシティに変更になること、そして共同運行会社が従来の京浜急行バスから東急バス (東急トランセ) に移行することになりました。もっとも、京急は昨年9月一杯で 「パイレーツ」 の運行から撤退しており、約半年間、せとうちバス単独の運行となっていたのですが、新たにタッグを組む相手が東急ということで、私は勿論のこと、多くのバスファンが驚いたことかと思います。そう、東急の夜行高速路線バスは、1998年をもって全面撤退しており、18年ぶりの復活ということになるわけですが、数年前から昼行便の高速路線バスは近距離を中心に展開していました。
やっぱり、最大の注目点は、各サイトが報じているように、東急が何を (専用車両として) 導入するかということではないでしょうか。
現在の東急の高速路線バスカラーは、いわゆる 「マーキュリーカラー」 をデフォルメしたスタイルになっていますが、あれを踏襲するのか、はたまたかつての東急夜行高速路線の共通愛称である 「ミルキーウェイ」 を復活させるのか、私も気になります。セレガかエアロか、ハイデッカーかスーパーハイデッカーか・・・。

このカラーが本格的に復活すればなぁ~とは思いますけど、今まで 「ミルキーウェイ」 カラーは三菱車だけに見られたもの。通常のリムジンカラー (シルバー+赤) ではセレガにも採用されていますが、このシルバー+青はセレガでは未採用になりますので、それもまた気になるところ。
新生 「パイレーツ」 は、4月15日から運行開始予定です。えっ!? 明日じゃん。
なお、今、注目の 「バスタ新宿」 には立ち寄りません。