イメージ 1

事業者名:東急バス(東京)

使用・用途:一般路線仕様

登録番号:品川200 か 2407

社番:T1139号車

配置:東急トランセ弦巻営業所

初年度登録:2011年式

シャシーメーカー:日野自動車

エンジン型式:日野J08E-1M型

ボディ架装:ジェイ・バス小松

車両型式:LJG-HU8JLGP

車名:日野ブルーリボンシティハイブリッド

撮影日:2016年3月13日(日曜日)

撮影場所:渋谷駅西口

その他:東急バス20周年記念塗装車

東急バスは1991年に東京急行から分社化されて独立したのですが、それから20年が経った2011年の新車に過去のボディカラーを再現した復刻塗装を施しました。確か、ラッピングとかではなくて普通の焼き付け塗装だったと記憶していますが、 「今日の1枚」 でも過去に2台ほど (No.182~日野PDG-KR234J2 「初代貸切車カラー」 とNo.199~三菱LKG-MS96VP 「夜行高速路線カラー」 ) を取り上げました。そして今回が3台目になりますけど、画像のブルーリボンシティハイブリッドは後から導入された個体です。

このカラーは現行カラーになる前、即ち、先代路線カラーを再現したものですが、これには “前期塗装” と “後期塗装” というのがあるらしく、当初、青葉台営業所に配属されたブルーリボンⅡでこの塗装が再現された時は、側面腰部に施されている青の部分が鋸刃状になっている “後期塗装” でした。そして追加導入のT1139号車は、青葉台のブルリⅡと同じカラーになりました。てっきり青の部分を波模様にした “前期塗装” にして差別化を図ったのかと思いきや、よく見ると鋸刃状になってますね。ということは、 “後期塗装” になります。

それにしても、ブルーリボンシティを初めて見た時は、ちょうどバスから遠ざかっていた時期で、セレガ/ガーラとともに、思いっきりぶっ飛びました。 「こんな未来的なデザインのバスがあるなんてっ!」 ってな感じで。そして 「バスも変わったな・・」 と感じもしました。
昨年のフルモデルチェンジでハイブリッド車も変わったようですが、先代の (つまり、画像の) 洗練されたスタイルを踏襲するのではなくて、エルガと共通設計になったことから、ボディもエルガをベースにしたスタイルとなったみたいです。何か、腰砕けのようなモデルチェンジに見えてしまうのですが、画像のモデルがちょっと格好良いだけに、何だか勿体ないなって気がしました。

でもこのカラー、遠くから見ると、京急バスに似て無くもないですよね・・・。

【参考文献・引用】
バスラマインターナショナル No.128
年鑑バスラマ2011→2012
(いずれもぽると出版社 刊)
ウィキペディア (東急トランセ弦巻営業所、東急バス)