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今回の 「麺プレ」 は、ツーリング中に行った店となります。
以前から気にはなっていたんですが、何か胡散臭くて入ろうとは考えていませんでした。しかし、 「肉そば」 という文字が気になって、 「機会があったら話の種に入ってみよう」 と少しだけ前向きな気持ちになりました。そして今回、意を決して入ることにしました。
さて、昨日は何処に行ったのでしょう・・・。

行った店・・・・・・丸源ラーメン 大磯店

場所・・・・・・・・・中郡大磯町国府本郷 (国道1号線沿い~ 「国府本郷」 交差点の角)
食ったもの・・・・肉そば全部盛り (のりをトッピング)
          ご飯を付けて ¥1,274-
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スープ・・・◎
「麺プレ」 久々の神奈川県です。
この 「丸源ラーメン」 は、愛知県に本社を構える 「物語コーポレーション」 という企業が展開する事業の一つで、他にも焼き肉やお好み焼き、しゃぶしゃぶといった飲食業を数多く手がけたりしています。
「丸源ラーメン」 は、北は宮城から南は高知まで全国に展開しており、この大磯店に限らず、国道を走るとよく見かけますよね。
前述のように、チェーン店ということで、当初はあまり興味が沸かなかったのですが、 「肉そば」 という文字に惹かれて今回、入った次第です。
店内はラーメン屋というよりも、ファミレスに近い形態で、さすがに家族連れが多いです。
オーダーについては当然の如く、基幹メニューである 「肉そば」 をチョイスします。そして、チャーシュー、玉子、のりが標準トッピングされている 「全部のせ」 でオーダーし、のりを追加しました。
“ファミレス” だけあって、オーダーしてからラーメンが出てくるまでかなりの時間を要しましたね。

始めの一口ぃ~

あれっ!? 美味い・・・。
よく 「 “胡散臭い店” 感じる店ほど、味はかなりレベルが高い」 というようなことを持論としてお伝えしたりしますが、ここもその部類に入ったりします。ダシとタレのマッチングが絶妙ですね。前回の 「インディアン」 がかなりの淡麗で、よく言えば 「無味無臭」 なスープだったことを考えると、こちらは十倍にも二十倍にも濃厚に感じられます。ダシもしっかりしていますが、この醤油だれもまた、嫌みの無いしょっぱさというか、その中に甘さもあったりして、これがまた良いんですよね。

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麺・・・○
太くはありませんが、ストレート麺です。
「丸源」 では、独自に製麺工場を立ち上げて、自社で使う麺は全て自社製工場で賄っているということです。
一応、 「麺固めで・・」 と申し出たのですが、出来てみれば案の定、それほどではありませんでした。
モッチリ感は見え隠れしていましたけど、日本全国何処でも見かける普通の茹で加減でした。
あと、ネギが邪魔して、麺を食ったという感じが些か減少しました。 「二郎」 系や 「角ふじ」 系の店でモヤシが多くて麺を食った気がしないことがありますが、あれと同じ現象ですね。

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チャーシュー・・・△
「全部のせ」 はチャーシューや玉子などが標準トッピングされていますが、チャーシューはこれ1枚だけ。確かに 「全部のせ」 なんだけど・・・。せめて2枚くらい乗せないか? だから、評価が難しいんですよ。
実際に食ったら、ここでもネギが邪魔して、食感もヘッタクレも無い状況。のりの他にチャーシューも別注トッピングにすればよかったと後悔しています。

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玉子・・・◎
これ、1個まるまるの提供だったら、文句なく “S◎” 評価ですね。
白身の弾力感、黄身の熟し加減、そして味と、どれを取ってもトップクラスです。黄身の味はしっかりついていただけでなく、ほんのり甘みが伝わってきました。何気にこういう玉子、好きなんです。半切りでこれだけの評価なんだから、ただ者ではないです。

総合評価:A2

くどいようですが、見た目は胡散臭かったです。でも、食ったらなかなか美味かったです。チェーン店系ですので、マニュアル通りに作ればこういう味にはなるんでしょうけど、それを差し引いてもかなりイケるんちゃいますか? そういえば昔、家系のチェーン系である 「横濱家」 に行ったことがありますが、店舗でバラつきはあるものの、 “当たる” と、ヘタな家系の店よりも美味かったりしますからね。
あと、サイドメニューにあった 「鉄板玉子チャーハン」 がちょっと美味そうでした。機会があったら食べてみたいですね。

ごちそうさまでした・・・