
買い物に行くという家族を日本橋で捨てて、私は明後日訪れる予定の大田スタジアムを下見に行きました。大田スタジアム (へのルート) はあっけなく判り、そのまま帰るんじゃあ勿体ないので、ラーメン屋を求めて彼方此方走りました。別にラーメン屋に拘ったわけじゃないのですが、 「昼飯=ラーメン」 という図式がその時にはありまして、大井町、大崎、目黒、西麻布、青山と都心を走りました。と、 「神保町の “ア・ソ・コ” に行ってみよう」 と思い出したかのように目的を見つけて、市ヶ谷から靖国通りに入りました。
さて、今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・麺処 うち田場所・・・・・・・・・千代田区神田神保町1丁目 (白山通り~神保町交差点のほぼ角)食ったもの・・・・特製らーめん (厚切り豚、のりをトッピング)ご飯を付けて ¥1,170-

スープ・・・△
つい最近、オープンした神保町の新参店です。
ここんところ、神保町の白山通りはラーメン屋の開店ラッシュで、いつも行く 「CoCo壱番屋」 が撤退してラーメン屋になったり、古書店がラーメン屋になったりと、私が知っている限りでは3~4店が新規にオープンしていると思われます。この 「うち田」 は、白山通りと靖国通りの交差点角にあって、前からラーメン屋じゃなかったと記憶しています。 「亀なんとか」 っていう老舗っぽい菓子店は何処だっけ?
この店の存在を知ったのは、テレビ。夕方のニュースの 「グルメ特集」 的なコーナーで知りました。で、店のメインとして注目されていたのが画像にも映し出されていますが、豚の角煮。これについては後々お伝えしますが、角煮目当てで行ったのではありません。
行ってみると、結構様々な種類のラーメンがメニューとしてラインナップされていますが、基幹メニューは一番上に掲載するのがお約束。ということは、汁無しラーメンでも味噌ラーメンでもなく、醤油ラーメンになります。というわけで、今回は基幹メニューの醤油で、各種トッピング類が標準で乗っかっている 「特製らーめん」 をオーダーすることにしました。こないだのように、各種トッピング類が標準装備で乗っかっているにもかかわらず、別注トッピングをオーダーするようなアホな真似はしませんよ。
もう一つ、ここはいわゆる “背脂チャッチャ系” の店のようで、客のオーダーによって背脂の量も決められるみたいですが、この年齢になると、背脂系はちょっとスルーしたい。オーダー時も聞かれませんでした (他の客には 「背脂、どうしましょう?」 って聞いてたみたいです) 。
待つこと数分、オーダーしたラーメンが運ばれてきましたが、ネギは失敗したかな・・・。
始めの一口ぃ~
背脂のギトギト感はあまり感じられず、 「意外にさっぱりしているな」 というのが正直な感想。しかし、 「背脂チャッチャ系」 をナメてはいけません。案の定、後になって “来ました” 。食い終わったのがお昼の12時45分頃。記事を作成しているのが夕方の5時半。つまり、約5時間近く経過しているのですが、まだ胃の中で食ったラーメンが暴れています。
あとね、このスープはちょっとしょっぱいんですよ。だから、喉が渇く渇く。背脂がそのしょっぱさを中和してくれるかなって思ったのですが、逆効果です。

麺・・・○
こってり系らしく、太麺を使用しています。
茹で加減は申し分ありませんでしたが、モヤシやネギのおかげで、麺を食った気がしなかったです。言うなれば 「角ふじ」 系なんですけど、ラーメンである以上、シンプルに麺をジュルジュルっていきたいです。しかし、モヤシやネギが邪魔をしている感じかな。

チャーシュー・・・△
前述のように、こちらの看板である大振りなチャーシュー。でも、チャーシューとは名ばかりで、やっぱり豚の角煮ですよね。開店当初はこの角煮が2個も3個も入っていたとか。それが些か客に不評だったので、1個にしたらしいのですが、私は “念のため” に1個、別注でオーダーしました。でも、やっぱり1個で十分ですね。あと、別注トッピングで 「薄切りチャーシュー」 なるものもありましたが、それは普通のチャーシューなんでしょうか?今更ながら、オーダーは普通のラーメンにして、薄切りチャーシューを乗っけておけば良かったと後悔しています。ただ、もしかすると、画像の角煮を半切りにしただけのものかもしれないので、オーダーは注意が必要です。

玉子・・・○
あまり熟し加減が足らないなっていうのが正直な感想。白身の弾力感はまあまあでしたが、その前に玉子を食う前に、かなりギブ・アップ状態だったので、 「どんな味だったっけ・・?」 というのも正直な感想。二口前に、玉子をしょっぱいスープに浸していたので、味もそんなんじゃなかったんだなというのが判ります。
目一杯頑張って、及第点という意味の “○” 評価です。つまり、 「限りなく “△” に近い “○” 」 だと思って下さい。
総合評価:B3
う~ん、妥当な評価だろうな・・。
年に1~2回程度、ホントにたまぁ~に、家系以外の 「こってり系」 が食べたくなる時があります。でも、食べたくなるんだけど、食べると決まって 「もういいや」 と自責の念に駆られる、というのがお約束になっています。そういえば、 「二郎」 もここ数年、食ってませんしね (データ上では、6年 「二郎」 には行ってません) 。やっぱり年齢的な部分で、こういった 「二郎」 系や、 「角ふじ」 系はもう合わないんでしょうね。