8月20日 (木曜日) 曇り時々雨
もはね、脳梗塞 か
二昔前の東京スポーツならこういう見出しをつけそうですよね。
高校時代、その見出しで踊らされて買わされました。
例えば、
「鶴田 vs 藤波戦実現 か」
とか
「長州、引退 か」
とか、疑うことを知らない純なもはね少年は、このスポーツ新聞の見出しに一喜一憂していました。
前者は確か、1985年だったと記憶しています。東京スポーツ主催の 「プロレス大賞」 で、藤波辰巳選手 (当時~現在は藤波辰爾) が最優秀選手賞で、ジャンボ鶴田対長州力の試合が年間最高試合賞を獲得して、鶴田、藤波、長州の3選手が一堂に会したときの記者会見で 「 (鶴田対藤波戦を) やってみたいね」 と藤波だか鶴田だかか発言したのが事の発端。時あたかも 「俺たちの時代だ」 と長州選手が叫んだことで、一気に世代交代の波が押し寄せていた時代。ポツリと漏らせば、そう書き立てるのも不思議じゃないかと思います。
後者は1987年。前田日明選手による 「長州顔面襲撃事件」 でのこと。前田選手が放った長州選手へのキックが原因で、長州選手は目の下を骨折したことに端を発します。このことがきっかけで、新生U.W.F.が旗揚げしたのは当時のプロレスファンなら周知の事実かと思いますが、結果的には長州選手は引退せずに、復帰戦があの 「両国大暴動」 になろうとは・・・。
話が思いっきり脱線してしまいましたが、今日の 「もはねだいありー」 は、東スポに関することではありません。
仕事が終わって、私は生まれて初めて 「マッサージ」 することになりました。生後四十数年、一度も外でマッサージを受けたことがないんですが、知り合いがマッサージ店を開いたということで、一度行ってみようということになりました。一応、名誉のために申しますれば、いかがわしい系のマッサージではないということを付記しておきます。看護師でもあり、リンパ腺何とかというマッサージの資格を有している人のマッサージ屋です。
その人とは1ヶ月前に、一度会ったことがあるんですが、その時から 「もはねさんの首の辺りがちょっと変かもしれないので、一度、マッサージに受けに来て下さい」 と言われていました。首を見ただけで、その人が何かしらの病気とか身体に関するトラブルを抱えているのが判るんだから、凄いことだなと。
で、仕事帰りに寄ってみたのですが、特に首の辺りを入念にほぐしていました。そして 「かなりヤバい状況にありますね。脳梗塞にかかる危険度が高いです」 と宣告されました。 今はまだ、若いからすぐにどうこうというわけではないようなんですが、50代とか60代とかになって、その兆候は日増しに高まるとまで言われました。それで、マッサージで回復するのなら、こんなに安いことは無いのですが、仮にそのマッサージ師の言うことを真に受けて、本当に脳梗塞になったらどうしよう・・・? 仕事も出来ないだろうし、彼方此方出掛けられないだろうし、そして、何よりも真子さんのコンサートやイベントに行けないのがツラい。
「もはねは脳梗塞で倒れたらしいぜ」
「有り難や有り難や。これで、 “目の上のたんこぶ” が消えて良かったな」
と思っている方もいらっしゃるでしょうが、残念無念、私はまだまだ元気ですよ。
マッサージで脳梗塞が回避されるのなら、それほど有り難いものはないのですが、それ以前に自分自身の身体は自分自身で守る以外に無いのだという事でしょうか。