事業者名:サンシャインエクスプレス(兵庫)
仕様・用途:高速路線仕様
愛称:Sunshine Express
登録番号:神戸200 か 4386
初年度登録:2003年式
シャシーメーカー:三菱ふそうトラック・バス
エンジン型式:三菱8M21-3型
ボディ架装:三菱ふそうバス製造
車両型式:MU612TX
車名:三菱ふそうエアロキング
撮影日:2014年8月23日(土曜日)
撮影場所:武元重機整備工場内
その他:元、JR九州バス
※:敷地外から撮影昨年、日野グランビューを撮りに、篠山市にある武元重機 (みらい観光) を訪れて撮影させていただきましたが、大満足のうちに篠山口駅に戻ろうとした時のことです。国道 (173号か372号) にみらい観光の整備工場みたいな施設があるのですが、そこにエアロキングがいましたので撮りました。 「そういえば本社車庫にも1台、エアロキングがいたな・・」 と思い出したのですが、その時は 「あぁ、みらい観光もエアロキングを導入したんだ・・」 的にしか感じませんでした。そして東京に戻って、この車の出自を調べてみたら、何と、JR九州バスであることが判明しました。
JR九州バスのエアロキングといえば、真っ赤っかなボディが強烈なインパクトを残しているのですが、1台だけだったと記憶しています。最初は大阪-福岡間の高速路線 (山陽昼特急博多号) の専用車として華々しいデビューを飾りましたが、その後の福岡-宮﨑線 (たいよう号) 、福岡-山口線 (福岡山口ライナー) 、鹿児島-広島線 (鹿児島ドリーム広島号) と投入歴が目まぐるしく変わり、しかも大阪-福岡、福岡-宮﨑、福岡-山口については、路線そのものが廃止になっていて、 「エアロキングが投入されると、廃止になる」 みたいな悲しい風評が付きまといました。結果、昨年5月辺りに運用を離脱し、武元重機が手がける高速路線バス運行事業者 「サンシャインエクスプレス」 に転じて、東京-関西間の便に充当されています。ホント、 “流浪の車生” ですね。
グランビュー撮影時に担当者様と話をした時も、エアロキングの話題になり、 「あれは確か、JRとか奈良交通とかから買うたんやなかったかな?」 と仰っていましたが、前述のように撮影当日 (2014年8月23日) 、みらい観光の車庫にはこの4386と4237の2台がいました。このうち4237は元、関東バスだそうで、それともう1台、車庫にはいなかったものの、4236という登録番号を得ている元、奈良交通だということが判っています。どちらもKC-MU612TAで、奈良も関東も元々は 「やまと号」 として活躍していた車。同じ便で運行されていて、一緒に第二の職場に転じているって珍しいですね。腐れ縁だ。
4386にとって、ここが安住の地になるように祈っています。
【参考文献】
BUSRAMA EXPRESS No.11 「The King -エアロキングの四半世紀-」 (ぽると出版社 刊)
観光バスのページ
YAHOOブログ 「コウさんのコウ通大百科 PART.2」
武元重機公式ホームページ
サンシャインツアー公式ホームページ
ウィキペディア (武元重機)
BUSRAMA EXPRESS No.11 「The King -エアロキングの四半世紀-」 (ぽると出版社 刊)
観光バスのページ
YAHOOブログ 「コウさんのコウ通大百科 PART.2」
武元重機公式ホームページ
サンシャインツアー公式ホームページ
ウィキペディア (武元重機)