
昨日、 “上司” と茅ヶ崎の 「清水家」 にラーメンを食いに行きまして、その帰り道、環七を通ってたら、総武線との陸橋 (総武陸橋) の手前で家系の店を発見しました。 「あれっ!? 新しい家系の店がある」 と驚いたのですが、 「どうせ亜流じゃないの?」 ということで一致を見ました。しかし、妙に気になる。そして今日、 「CoCo壱番屋」 に行きたいという願望を無視して、環七を北上していました。
さて、今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・横浜家系ラーメン なな家場所・・・・・・・・・江戸川区上一色1丁目 (環七通り沿い~ 「総武陸橋」 の手前)食ったもの・・・・ チャーシューラーメン (炙りチャーシュー、味玉、のりをトッピング)¥1,200- (ご飯はサービス)

スープ・・・×
最近、 “まともな” 家系にお目にかかれず、別の意味で悶々とした日々を送っています。 「吉村家」 直系は勿論のこと、 “御三家” と言われる 「六角家」 「近藤家」 「本牧家」 の系列店も見かけません。目にするのはほぼ100%、 「壱六家」 で見様見真似で作り方を教わり、短期間で店をオープンさせた “壱系” と呼ばれるグループ。それから 「武蔵家」 のグループも正統な家系のラインからすればかけ離れた存在になります。今回の 「なな家」 もそうなのかなと思って、しかし、 「行ってみなければ分からない」 「食ってみなければ分からない」 とばかりに、暖簾を潜ったのですが、メニューにラーメンとは全然カテゴリーが違う各種の定食がラインナップされており、この段階で 「It’s Over・・」 と諦めモードになりました。
家系なんだから、基幹は醤油なんですけど、塩もラインナップされています。嘆き悲しみました。オーダーしたのは勿論、醤油豚骨スープなんですが、よく考えてみたら、店頭にあったメニューの画像を見た時に 「止めようか」 と思ったのも後の祭りでした。
始めの一口ぃ~
ブッ!!!
何やねん? このスープは・・・。
“家系らしさ” がどこにも感じられません。
“壱系” は、スープがクリーミーなことで知られた存在ですけど、せめて “家系” なんだから、醤油の味くらい伝わらせろよ・・と嘆きました。オレ、塩と間違えたかな・・?

麺・・・◎
“壱系” も様々な所から麺を供給してもらっているようですけど、統一化されていないのもチェーン店系としてどうなのよ? と言いたくなります。
しかし、茹で加減は文句なしの仕上がりでした。ガッシリとした歯応えに拍手。

チャーシュー・・・△
チャーシューと呼べるのかどうか、判定に苦しみますが、ただ単にハムを蒸しただけだろうって言いたくなるほどの小ささと薄さ。チューイングガムほどと思って頂ければと。
しかも、柔らかくもなく、ジューシー感も感じられず、ただ工藤いだけ。
それから、別注トッピングで 「炙りチャーシュー」 なるものもラインナップされていましたが、乗っかっているチャーシューは皆、炙ってありました。だから、どれがそれなのか全然判りませんでした。

玉子・・・○
半切りが3つ、ということは1個半ということになります。標準で半切りのが乗っかっている計算になりますね。
バカにしていたけど、食ってみると結構味がしっかりとついていたんですよ。最近、 「味玉」 「味付玉子」 とか銘打って、全然味がついていない (伝わってこない) 玉子が多い中で、これはそれなりのアピールをしっかりとしていました。
メニュー画像にはあったウズラの玉子は、私が注文したラーメンには入ってませんでした。ウズラの玉子も別注トッピングでしたっけ・・・?
総合評価:D3
何だか、家系そのものをナメているとしか思えないですね。
予備評価では “論外” が妥当だろうって判断だったんですが、麺の茹で具合が窮地を救いました。しかし、あとはもう・・・。さらに “壱系” のレベルの低さを助長する結果となりました。