姫路からは山陽電鉄に乗り換えまして、神戸を目指すこととなります。
 
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私の中で山陽電鉄といえば、これ。
パノラミック・ウィンドウが国鉄の近郊形電車によく似ている3000系です。
3000系はその製造期間の長さから、様々なタイプに分類されますが、派生形式も含めると131両が製造 (あるいは改造) され、今でも山陽電鉄の主力となっています。
せっかく山陽電鉄に乗るんだから、こういった3000系の方が良いなと期待に胸を膨らますのですが・・・。
 
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残念ながら阪神の電車でした。
かつては、阪神や阪急も乗り入れていた山陽電鉄ですが、それも須磨浦公園まででした。
1998年、姫路まで他社の車両が乗り入れるようになりましたが、阪神だけが乗り入れる形になり、阪急の山陽電鉄乗り入れはその時中止となっています。昨年、イベントながら近鉄の車両が姫路まで乗り入れたこともあって、いずれ、奈良あるいは京都から近鉄特急が姫路まで乗り入れるなんてぇのも夢じゃなくなるかもしれませんね。
 
山陽電鉄は、神戸市の西代から山陽姫路までを結ぶ本線と、飾磨-山陽網干までを結ぶ網干線の2線からなる鉄道ですが、大手私鉄ではありません。また、阪急阪神ホールディングスの一員ではあるけど、企業形態としては独立した企業であるという、どっちつかず、宙ぶらりんの鉄道とも言われています。
 
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山陽電鉄は姫路から西代あるいは三宮までJR山陽本線とほぼ並行していますが、明石から先は殆ど接近戦になります。だからこういう光景も別に珍しくも何とも無く、至極普通の光景として成り立っています。
開業以来、山陽電鉄は国鉄 (JR) との競争に打ち勝つために、あらゆる策を講ずるのですが、その中の一つがやはり、阪急電鉄や阪神電鉄との相互直通運転じゃないかと思われます。今は阪急との相互直通運転は実施されていませんが、阪神を介して梅田-姫路間の 「直通特急」 で、JRに挑戦しています。
 
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JR山陽本線でも同じことが言えますが、山陽電鉄における神戸から明石までの車窓ハイライトはここかもしれませんね。
瀬戸内海+明石海峡大橋+淡路島という組み合わせは明石ならではの光景。電線が邪魔ですが、この光景を見ると、 「あぁ、明石に来たんだな」 と実感させられますね。
 
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やっぱり、海はいいなぁ・・。
 
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須磨でしょうか。
海沿いをJR山陽本線が走っています。
この辺りは昔から鉄道写真の名撮影地で、海をバックに様々な列車が行き交っていました。
 
山陽電鉄はやがて、板宿から地下に潜り、路線上の起点である西代を過ぎて神戸高速鉄道に乗り入れます。そして元町から先は阪神電鉄の路線となり、三宮で降りました。
この日の宿である 「神戸東急イン」 に行きたかったのですが、チェックインまではまだ時間があります。JR三ノ宮駅前でバスを撮りつつ、遅めの昼食を摂りつつし、ようやくチェックインを済ませ、しばし寛ぎます。足痛いし、胃も痛いし。
 
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夕方5時、少し早いけど (開場時間は午後7時) 、この日のコンサート会場である 「チキンジョージ」 に向かいました。
やっぱりここまで来ると、行かずにはいられない生田神社。 「チキンジョージ」 の隣にあります。
 
コンサート終了後は、ファン仲間と 「今宵の反省会」 を行って、午後11時過ぎにホテルに戻り、眠りにつきました。