
免許更新も無事に終わり、時間的にランチタイムとなるのですが、最終目的地の六本木ヒルズの近くで・・とも考えましたが、東陽町に来たのならあの有名店に行こうと思い立ち、バスに揺られて向かいました。
さて、今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・トナリ場所・・・・・・・・・江東区東陽3丁目(永代通り沿い)食ったもの・・・・タンメンご飯を付けて ¥800-

スープ・・・○
今、味噌ラーメンと並んで再び見直されつつあるタンメン。専門店も少しずつ増えているみたいですが、今回訪れた「トナリ」もその中の一つに数えられています。最近になって丸ノ内(東京駅近くの「TOKIA」というビルの中)に2号店がオープンしたり、日清食品との共同開発によるカップ麺なんかも販売されたりして、タンメン人気を牽引する人気店となっています。
人気店ともなれば宿命になるのが行列なんですが、開店直後(11時34分並び始め)から結構な行列が出来ていました。しかし、開店が悪いのか、はたまた総入れ替え制なのかは定かではないのですが、その行列が流れないんです。同じ場所に10分以上も佇んでいました。ようやくその澱んでいた流れが動いたのが並び始めてから20分が経過した時だったんですが、この時初めて入れ替え制(一部ですが)であることが解りました。
さてこの「トナリ」は “タンギョウ” あるいは “タンカラ” というように、タンメンの他に餃子や唐揚げが名物となっていて、実際のメニューもそのタンメンと餃子と唐揚げの三本柱のみで勝負しているという、潔い店です。せっかくなので餃子を・・といきたいところですが、今朝の朝飯は餃子だったし、もしかしたら将棋を指すかもしれないと思って泣く泣く餃子はパスし、タンメンとご飯をオーダーしました。
並んでいる時から注文を聞いていたので、座ってから注文したタンメンが運ばれるまでそんなに時間は要しませんでした。それで注文したタンメンが運ばれる前に「生姜入れますか?」と聞かれましたが、今回はパスしました。
始めの一口ぃ~
私の描いていたイメージとしては、タンメンってあっさりした味が特徴だと思っていたのですが、ここのタンメンはすごくコクがありますねぇ~。そのこってり感も “くどい” という意味ではなくて、ダシとタレが絶妙に混ざり合っているすごく良い意味でのこってり感。野菜もシャキシャキしてて良いですね。ただ、「お待たせしました」というだけあって、スープはかなりぬるかったです。

麺・・・△
かの浅草開花楼製の極太麺(平打ち麺)を使用しています。俗に「浅草開花楼の麺を使用している店は繁盛する」という言い伝えがありまして、どこのラーメン屋もこの浅草開花楼の麺をチョイスしたがるようです。タンメンに極太麺というのは意外な組み合わせだなって思ったんですが、そのせいかどうかはさておいて、かなり食いづらかったです。それと注文する際にいつものように「麺固めでお願いします」と懇願したのに、実際に食ってみるとその固さなんか微塵にも感じられないくらいかなりヤワかったですね。注文を聞きに来た兄ちゃん、作る人に何も告げなかったな・・。私自身も浅草開花楼の麺を使っている店にハズレはなかったのですが、今回はダメですね。
総合評価・・・C1
「あれっ!? チャーシューと玉子は?」と疑問に思われるかもしれませんが、今回は評価はありません。何故なら、チャーシューも玉子もラインナップされていなかったのです。まぁ、タンメンだからしゃーないといえばしゃーないのですが、せめて玉子ぐらいはなぁ・・って思いました。
実際に食ってみての感想としては、表現が難しいのですが
「塩味の“二郎”」
といった感じでしょうか。
野菜たっぷり、こってりスープ、極太麺と何処を取っても「二郎」にそっくり。違う点はタレが醤油か塩かという点だけ。したがって、ガッツリ系を好む若者には丁度良いラーメンかもしれません。
しかし、スープは温い、麺はヤワい、トッピングは一切無し・・では、評価をする以前の問題です。店員の接客態度が良かったので “論外” だけは免れたようですが、私的には「もういいです」かな。
なお、同じタンメン専門店であった葛西の「しゃきしゃき」(麺プレッションNo.340)はいつの間にか撤退したようですが、別の地に移転したのか夜逃げかは不明です。