
昨日に続いての「麺プレ」になります。
前々から気になっていた家系の店がありました。通る度に寄ろうかと思うのですが、既にラーメンは食った後だったり、休み(定休日)だったりでなかなか行けずじまいでした。今回、ようやく食うことが出来ました。
さて、今日は何処に行ったのでしょう・・・。
行った店・・・・・・横浜家系 八七三家大門店場所・・・・・・・・・港区芝大門1丁目(第一京浜沿い)食ったもの・・・・ラーメン並(チャーシュー、たまご、のりをトッピング)¥1,050-

スープ・・・△
「八七三家」と書いて「やなさんや」と読むこの店は新橋駅前にも店を構えており、それは麺プレのNo.298で訪問済み。何か、新橋店といい、今回の大門店といい、節目の前に行っていますね。別に示し合わせたわけじゃないんですが、不思議な縁を感じます。
んで、その新橋店はあまり良い評価じゃなかったような気がしますが、ここはどんな感じなんでしょうか?
祝日であるにもかかわらず、しかも駅(新橋と浜松町の間)からかなりかけ離れているにも関わらず、人は結構入っていましたし、私が食ってる最中にも数名、やって来ました。確かにこの辺りはビジネス街なのに食堂っぽいのが少なく感じます。
いつものようにいつもの形でオーダーしますが、オーダーしてから出てくるまでものすごい早さ。食うまでの諸準備をしていたらもう運ばれてきました。大げさではなく2~3分の間かと。
始めの一口ぃ~
最初の一口は「おおっ!?」という感じだったのですが、徐々に「しょっぺぇ~っ!!」に変わってきました。
「吉村家」や「六角家(本店)」のスープは結構しょっぱいのですが、上司曰く「しょっぱいのが家系本来の味」と評しています。でも、これはその流れを受け継ぐしょっぱさじゃないですね。何というか、煮詰まったしょっぱさという感じで、「吉村家」や「六角家」のしょっぱさとは異なります。新橋では飲み干しましたが、ここは残しました。

麺・・・S◎
どこの製麺所でしょうか? 新橋店に行った時もそんなことを書いたような記憶がありますが、家系ラーメンならではの平打ち麺に近い中太麺を採用しています。
確か、新橋では「固め」って頼んだのに全然固くなくて、評価も “△” 程度だったような記憶がありますが、ここは涙ものの固さ。 「“バリカタ” はこうでなくちゃ」の見本のような茹で加減でした。新橋とは雲泥の差です。それも最初の一口に留まらず、全体的に固さが維持されていたので、嬉しさの余り “◎” の上をゆく評価とさせていただきました。ここんところ、涙が出るような茹で加減の麺にお目にかかってなかったですからね・・。

チャーシュー・・・○
昨日の「野方ホープ」に似た感じの脂っこいチャーシューでしたが、こちらの方が幾分くどくないかなって感じです。柔らかさとジューシー感は新橋店同様。当たり前っちゃあ当たり前なんですが、普通に美味かったです。

玉子・・・○
ラーメンに沈んでいる時は1個まるまるに見えたのですが、よく見るとちゃんと切り口があって、半切りになっていました。これも新橋と同じ。ということは、味も全く同一ということかな?
白身の弾力感はあまり感じられませんでしたが、黄身の熟し加減と味は合格基準。白身はスープの味が染みこんでおり、白身もまた、美味しく頂きました。
総合評価・・・A2
新橋店を振り返って見ると、スープは薄く、麺は超ヤワかったみたいで、評価は “B2” ようです。
しかし、大門店はその評価を遙かに上回るA評価になりました。スープにもう少しコクみたいなのがあれば、そして玉子が半切りじゃなければ、もしかしたら「麺プレ審議委員会」に諮問・・・も有り得ましたね。
いずれにしても、新橋のリベンジは果たしたような気がします。
ごちそうさまでした・・・
【「麺プレ」アーカイブス】
No.298の「八七三家新橋店」はこちらから。