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日野の大型バスには「ブルーリボン」という名が冠せられていますが、路線も観光も「ブルーリボン」に統一されたのは結構最近の事なんですね(“最近” といってももう30年くらい前の話ですが)。
1982年、それまでのRV系とRS系が統一される形でRU系は登場しました。現行モデルのセレガもRUを名乗っていますので、間もなく登場30年を迎える息の長いモデルとなっています。
 
画像のRUはそれぞれ80年代の日野観光バスの代名詞的存在であるRU638型ですが、向かって右側が前期型の “AA” で、左側が後期型の “BB” となります。
私も同じ事を考えていたのですが、AAは富士重のR3型を、BBは三菱エアロバスをそれぞれ意識したスタイルとなっていて、意識したというよりも殆ど「(ピーッ!)いるだろう」と当時のバスファンの見る目は冷ややかでしたね。まぁ、強いて挙げるなら角張ったスタイルがちょっと武骨で、それでいながら特徴あるバンパーが妙に洗練されているAAの方が良いかなって思ったりします。
 
それにしても、画像右側の道南バスは何でバンパーを灰色にするのかな?
個人的な見解ですが、このモスグリーンのボディにはバンパーは黒の方が映えるような気がするんですけどね。フロントグリルと同化しちゃうから合わないのかな?
【画像左】
酒井観光バス(酒井運輸) P-RU638BB
【画像右】
道南バス            P-RU638AA
 
1992.2.19  千歳空港にて