2年前のこのコーナーで「DVD化して欲しいドラマ」ということで7作品をベストテン形式で紹介したことがありました。その際は「私はこの作品をDVD化して欲しい」とか「この作品、知ってる」とか様々なコメントをいただきました。
そんな折、動画サイトの You Tube では、作品の一部分ながら懐かしい作品を多数観ることが出来ますが、それでこの第二弾を企画しました。
今回はドラマに特化せず、様々なジャンルを取り上げました。
というわけで早速、「DVD化して欲しいテレビ番組ベスト」を始めます。
第1位:新オバケのQ太郎
「ドラえもん」と並び称される藤子不二雄の代表作品の一つです。
「オバQ」に関しては過去、3回テレビアニメ化されていますが、私が一番観たいのは日本テレビ系で放映された「新オバケのQ太郎」です。
今は様々な問題でアニメのソフト化は勿論のこと、原作も発売中止になっている作品なんですが、藤子作品の中でも特に愛されているのもまた事実だと思います。
主題歌もものすごく印象に残っています。再放送で観ていたんですが、「あのねQ太郎はねぇ~」で始まる主題歌を聴いてはゲラゲラ笑っていた記憶があります。“爆笑出来る” 主題歌ってそうは無いと思いますね。
因みにTBS系で放映していたモノクロの初代作品は世代外、80年代中盤にテレビ朝日系で放映していたリメイク作品は最初だけ観ていましたが、途中で観なくなりました。
第2位:世界の料理ショー
これは昨年、DVD化されてリリースされていますが、是非とも購入したい作品です。
子供の頃、姉貴が持っていたままごとでよく「世界の料理ショー」の真似事をしたのを覚えています。
例えば調理のシーンで、次の作業に移る際、必ず「お次は・・・」と言うんですが、ままごとでも「お次は・・・」って言ったり、出来た料理を目を閉じながら試食し、最後は「ごきげんだね」と言うシーンも真似しました。
ホスト役のグラハム・カーの声を担当したのは浦野光、大野しげひさ、黒沢良の3氏でしたが、個人的には浦野氏が一番印象に残っているかな(実際は黒沢氏が一番長い)。DVDに収録されているのは黒沢氏が声を担当している作品だそうです。
第3位:みどりの窓口/レール7
鉄道のコーナーでも何度か取り上げたことがありますが、ネットがない時代、さらには今ほど鉄道雑誌が隆盛を極めていない時代、この「みどりの窓口」と「レール7」は当時の鉄道ファンにとって格好の情報源だったのです。
「みどりの窓口」はテレビ朝日で、「レール7」はテレビ東京でそれぞれ放映されていました。放映時間は基本的には朝で、南美希子や小宮悦子といった当時のテレビ朝日の女性アナウンサーが番組を振興していました。
この中で番組の後半では国鉄列車を特集したVTRを流していましたが、この映像は基本的には鉄道ジャーナル社が制作しており、その一部は今でも「鉄道ジャーナルビデオ(DVD)」として観ることが可能です。
出来得れば、特集映像だけでなく、全編を通してもう一回観たいですね。
第4位:ザ・モンキーズショー
1960年代、イギリスのビートルズに対抗して結成されたバンドではありますが、音楽云々よりもまずはメディアを通して売り出そうとオーディション形式でメンバーを集め、さらにその集められたメンバーによるテレビショーが話題となった元祖 “作られた” アイドルグループであるモンキーズですが、彼らが再び脚光を浴びたのは1980年代にフィルムのコマーシャルソングとして採用された「デイ・ドリーム・ビリーバー」が大ヒットし、当時のテレビ東京で放映されていた「おはようスタジオ」でメンバーを来日させて、“モンキーズブーム” が巻き起こりました。但し、4人揃ってでの来日はなく、一人一人別々の日程で来日したという記憶があります(マイク・ネスミスを除く3人で来日したという説もあり)。姉貴もモンキーズファンで、再販されたアルバムを買いあさったりしていたな。因みに姉貴はミッキー・ドレンツがお気に入りでした。
この「モンキーズショー」は何度か再放送等されていたり、スカパー!で放送されていたりしましたが、出来ればDVD化して欲しいですね。
第5位:オールスター対抗もの(運動会、水泳大会など)
当時の売れっ子アイドル達が夏に冬に自慢の体力を競った競技会番組がフジテレビなどで放映されていましたが、我々の世代なら絶対にもう一回観たい番組ではないでしょうか?(スカパー!などでは放映されていましたね)
冬には「雪の祭典」、夏には「水泳大会」、そして秋(もしくは春)には運動会と、季節問わず楽しめた番組だったような気がします。
夏の水泳大会では女子だけによる騎馬戦でビキニの上部がぽろりと外れたりしたアクシデントとかありましたが、後に外される役は基本的に当時のAV女優だったことが判って愕然としたり、真子さんの“横泳ぎ” に唖然としたり(それまで泳ぎ方といえば、クロールか平泳ぎしか知らなかっただけに、この古式泳法にはちょっと驚いちゃいました。でもその泳ぎ方で優勝しちゃったりするんですよね)、また、運動会では田原俊彦が勝つ図式になっていたのに、明石家さんまが勝っちゃったりして、トシちゃんファンから大ブーイングを浴びたり、また田原俊彦 VS 高見沢俊彦の “俊彦” 対決も思い出深いですね。結果的には田原俊彦が勝つんですが、その傍らでたかみーが思いっきり悔しがっていました。
著作権や肖像権等の問題でこの手の番組はなかなかソフト化されないのがお約束ですが、もしこの番組がDVD化されるとすれば、是非「雪の祭典」の1978年1月31日放送分(収録分?)を収録して欲しいです。何故なら、デビューを2ヶ月後に控えた真子さんが郷ひろみのアシスタントという位置づけでテレビデビューを果たしている放送分だから。
【「もはねの何でもランキング」アーカイブス】
「もはねの何でもランキング・DVD(ドラマ)編」についてはこちらをどうぞ。