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昨日予告した通り、久々に田端運転所の機留線に行ってきました。
グリーンマックスの田端店があった頃、買い物帰りによく寄りましたが、ホントに久々のことです。

ここに留置されている機関車のメンツはあまり変化はありませんでしたが、EH500の迫力にまずは圧倒されました。
重ね重ね申しますように、3月のダイヤ改正で「北斗星」と「カシオペア」の牽引機関車が置き換わりますが、私的にはEH500を起用した方がイメージアップに良いかと思ったりします。
反対側(本所側)に目をやると、「カシオペア」用のEF81が留置されていました。そういえば、本所と機留線を跨ぐ踏切、一度も(遮断機が)閉じて機関車が通過するのを見た事がないな・・。

奥(王子側)の検修庫には、DE10と一緒にEF81の95号機が佇んでいます。
機留線にはEF65の1118号機もいましたので、今日は「スーパーエクスプレスレインボー」カラーの機関車が揃ったということになります。
田端操で入換の仕業に従事するDE10とDE11は宇都宮運転所が塒。しかしながら、その行動範囲は広く、新小岩で貨物の入換も宇都宮の機関車じゃなかったかな? 因みにこの重連を私は勝手に「鉄道車両界のU字工事」と言っています(宇都宮所属だから)。ゴメンネゴメンネェ~ッ!!

と、「カンカンカン」と警報機が鳴り出し、遮断機がおりました。初めて見る機関車の通過シーンです。
DE11(1032号機)でしたが、なかなか拝めるチャンスはないので、ちょっとした収穫になりました。
EF65 1118を見ていただければ判るかと思うんですが、今日、機留線に留置されていた機関車にある共通点がありました。それは「すごく綺麗」ということ。特に下回りが全検出たてを彷彿とさせるくらい、黒光りしていたんです。ああいう車両を見ると、すごく気持ちいいですよね。

機留線の先端で何やら甲高いホイッスルが聞かれたので行ってみると、JR貨物色に塗られたEF64の1000番台がパンタグラフを上げて出発の準備を始めました。2両同時に点検をしてるってことは、重連の仕業なのかな?
昔はEF64の1000番台が一番好きな機関車でした。おそらくEF65PFの次にお気に入りだったと思いますよ。
重厚感且つ洗練されたボディはまさに“鉄道車両界のエイティーズ”。30年経って陳腐化と塗装変更による厚化粧が目立つようになりましたが、JRの機関車にはない“格好良さ”が伝わってきます。

かと思うと、反対側でも甲高いホイッスルがン鳴り響いています。EF81 95がパンタを上げたり下げたりしています。いよいよお出ましか? と思うと、パンタを下げて入換表示灯(片方のテールランプだけ点灯)を消したりしています。帰ろうかなと思ったその時、その95号機が検修庫の中から出てきました。まじまじと95号機を見るのは初めてかもしれません。
なお、あくまで予想ですが、EF81による「北斗星」のラスト牽引は95号機じゃないかと予想しています。JR東日本ならやりかねないですね。3月12日の上野出発分か、3月13日の上野到着分かは何とも言えませんが、3月12日上野発の「北斗星」はちょっと注目かも。

因みに機関車のことを「カマ」と言いますが、かつては蒸気機関車を指して(ボイラーを“窯”に見立てているから)形容していた業界用語。SL無き後、機関車全体を「カマ」と呼ぶようになりましたが、私は口が裂けて機関車のことを「カマ」とは言いません。あくまで「機関車」と呼称しています。
電気やエンジンを使って動いているのに「窯」はないだろうと思うからで、今後も口が裂けても「カマ」とは言わないでしょう。

蛇足でしたが、その日その日で留置車両が違う田端運転所の機留線。ハキ君、一度訪れてみて下さい。