元スーパーウーマンは現役スーパーウーマン【夜のウォーキング編】 | 新AK-3のいろいろブログ

新AK-3のいろいろブログ

スーパーヒロイン、特にスーパーガール、スーパーウーマンについての妄想や鉄道の話し、たまにプロ野球の話しなんかもしたいと思ってます。

※このブログネタは99%の妄想と思い込みで、出来ています!

スーパーガールいずみのママさん初美さんとは時々、お茶をする間柄でもあります。
もう、小さい頃から知っているので、いつも、おばさんと呼んでいます。

とある夜、ウォーキングを兼ねて少し離れたファミレスに行って来ました。

「やっぱり、夜道は危ないから、ボクがおばさんのナイトになりますね」

「あら、頼もしい。でも、どっちがナイトかわからなくなったりして!?

「もしもの時は守って下さいね。スーパーウーマンさんドキドキ

「もう、それは言わないのドキドキ

「ウワッ!!

初美さんに突き飛ばされたボクは路地奥のブロック塀まで飛ばされた。

「ウワッ、塀に当たる!?

その瞬間、背中に柔らかい感触が走り塀に激突する寸前で助かった。
スーパーウーマン初美さんが瞬間移動をして助けてくれたのだ。

背中に感じた柔らかい感触はスーパーウーマン初美さんの100cmオーバーのバストだった。

「ごめんなさい。つい、力が入っちゃった。でも、ヒロシくん思ったほど重くないね」

因みにボクの体重は88kgぐらいです。

しばらくすると、グローブを持った男の子が路肩に止まっているエルグランドの下を覗きこんでいました。

「ボク、どうしたの?」

「ボールがクルマの下に入っちゃったけど届かない…」

エルグランドはシャコタン仕様なので自分でも腕が入りません。

「じゃあ、おばちゃんが取ってあげるねドキドキ

そういうとスーパーウーマン初美さんは右手をバンパーにかけ、軽々と持ち上げました。

「おばちゃんがクルマを持っていてあげるから、ボールを拾って」

スーパーウーマン初美さんはそう云いながらエルグランドのフロントバンパーに手をかけると、まるでハリボテのように軽々と持ち上げて見せた。

「あ!有った!」

少年はボールを拾うと初美さんに頭を下げながら「おばちゃんって、スーパーマンのお友だちなの!?」と不思議そうな顔をして、その場を立ち去った。

「さすが、スーパーウーマンさん。エルグランドも片手で軽々と…ですか」

ボクはその力強さに思わず、股間を押さえた。



その帰り道、通りから一本入った路地に入った時に事件は起きました。


「今夜はキリン座流星群のピークなんですよね。あ、流れ星」

しかし、スーパーウーマン初美さんの超視力には怪しい飛行物体を捉えていた。
夜空に怪しい光を放ちながら不規則に飛ぶ未確認飛行物体。

「なんだ?あれは。UFO?」

それを見つけた初美さんは



「ヒロシくん、ちょっとカバン預かってここで待ってて。すぐ戻るから…」



元スーパーウーマン、いやスーパーウーマンはボクに笑みを向けると、遙か上空に飛び去り、あっという間に見えなくなった。

「えーっと、あれかしら?」

地球より少し離れた宇宙空間で、地球を侵略にきた宇宙海賊たちの宇宙船を発見するスーパーウーマン。
宇宙船の目の前にその力強い姿を現した。

「ここから先は行かせないわよ」


スーパーウーマンは片手一つで易々と巨大な宇宙船の進行を押さえつけている。
宇宙船の中の宇宙海賊たちは目の前に突然現れたスーパーウーマンの姿にパニックに陥っていた。

「なんだ?あれは?地球人は宇宙空間を飛べるのか?しかも、我々の宇宙船を制御不能するパワー。我々のデータにはないぞ!?


「大人しく引き返したほうが身のためよ」

彼女の忠告を無視するかのように、宇宙船の砲塔が一斉にスーパーウーマンに向けられた。

「あら、やる気みたいね」

おびただしい数のレーザー破壊光線をまともに浴びるスーパーウーマン。
しかし、この程度の攻撃では、彼女の不死身の肉体に何のダメージも与えられない。

「あら、もう終わり?」

スーパーウーマンは身体の埃を払うようにパンパンとはたいてみせる。
豊かな胸がぷるんと揺れた。

「今度はこちらの番ねドキドキ

凛とした表情で宇宙船を睨み据えるスーパーウーマン。
彼女の瞳から、先ほどのUFOの攻撃を遥かに上回る威力の熱線が放たれた。
宇宙船の砲塔が次々と火を噴いて爆発する。

「ふふ、丸腰じゃ侵略なんて出来ないでしょ?」

その時だった。
宇宙船のハッチが開いたかと思うと、そこから無数の触手型アームが飛び出してきた。
スーパーウーマンの身体をあっという間に拘束する。

「あらあら、こんな玩具も積んでたのね」

一転してピンチに追い込まれたスーパーウーマン。だが彼女は余裕の笑みを崩さない。
触手はフルパワーでスーパーウーマンを締め上げるが、スーパーウーマンは涼しい顔でびくともしない

「ふふふ、いいマッサージになったかも♪」

不敵に笑うスーパーウーマン。
フンっと力を籠めると、二の腕の力瘤が逞しく盛り上がった。

「じゃあ、お礼にちょっとだけ本気で相手してあげる」

そう言うとスーパーウーマンのブルーのコスチュームに身を包んだ全身がさらに力強さを増していく。
メキメキメキ…バチーン!!
彼女の身体を拘束する触手が弾け飛んだ。

「帰りは送るわ。特急でね♪」

スーパーウーマンは悪戯っぽく微笑むと先端を失った触手を束ねるようにして両手で抱える。そしてハンマー投げのように巨大な宇宙船をブンブンと振り回し始めた。

「そーれっ!!」

スーパーウーマンが手を放す宇宙船は猛スピードで宇宙の彼方へ飛んで行いった。

「どうやら、地球人を甘く見ていたみたいね」



さっきの未確認飛行物体が、ひとすじの流れ星になった時、スーパーウーマン初美さんが戻って来ました。

「ただいまドキドキ

そう云いながらスーパーウーマンはマントを翻し、クルリとターンするとは元の初美さんの姿に戻りました。

「やっぱり、現役のスーパーウーマンはカッコいいな…」

-おわり-