ボクの街では最近犯罪が多発していた。
しかし、必ずスーパーガールがやってきて、犯人を一網打尽に仕留めていた。
目撃者の話ではそのスーパーガールはまだ、少女だと云う話してあった。
ある日の夕方、公園のブランコに変わった服装の女の子がいた。
ボクは彼女に声をかけた。
「お嬢ちゃん、もう暗くなるから、お家に帰りな」
「うん。ありがとう」
彼女はブランコから降りると、暗くなりかけた空を見つめ、膝を軽く曲げるとジャンプをした。そして彼女はグングンと加速し、姿が小さくなっていった。つまり飛んで行ったのだ。
「あれが噂のスーパーガールだったんだ」
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