久々の読書!

「滅びの前のシャングリラ」


前から気になっていて

文庫になるまで待とうと思っていた本。

本屋さんで見つけて

衝動買いアセアセ

(最近本はメルカリにしてたんだけど)







簡単なあらすじとしては


1ヶ月後に

小惑星が衝突して地球滅亡する、

という状況になった中で

人生うまく行っていなかった人たちが

どんなふうにその日まで

過ごしていくのか、


といった感じのお話です。






終わりが見える世界を

生きることになった場合

自分だったらどうするかなぁ、

と想像した時

共感できる部分が多かった。






やり残したことをやりたい、

と思って行動する気持ちもわかるし


希望を持てない毎日を

過ごしていたら

図らずも終わることができると知り

なんとなくホっとする気持ちも

すごくよくわかる。






実際にそうなった場合、

自分はもう別にいいけど

まだまだこれから、

っていう子供たちが

気の毒だなぁとか思ったりアセアセ


特に娘。

今までかなり頑張ってきて

やっとここまできたのに辛すぎる笑






ラストは

そういう風に終わるんだ!

というのが印象として残りました。

よくある映画とは違った〜






そして思ったのは

無秩序な無法地帯で

生き残っていくための能力は

普段、必要と言われて

みんなが蓄えようとしている力とは

少しズレているな〜と。


純粋に

「生命として生き残るため」

には

喧嘩強さだったり

サバイバル能力だったり

原始的な力が必要かもね、みたいな。






何かの本か動画かで

「集団の中で異質だと

   排除されがちなのは

   狩猟民族だった時代から

 生き残るためには

 集団で助けあう必要があったという

 歴史的背景に起因している」

的なことをみたことがあるんだけど

そんなことも

頭に浮かんだりしました。






一言で言うと

生き残る、ということについて

考えるきっかけになった本、かな。






ミステリーとも感動系とも

違うジャンルで

なかなか面白かった!

読みやすくて

あっという間に読み終わったよ〜






お時間ある方はぜひ。

オススメですウインク






ちなみに

ここ数年読んだ中で

私の好きな本ベスト3は


*ライオンのおやつ

(自分もこんなふうに最期を迎えたい)


*蜜蜂と遠雷

(躍動感と重厚感、読みごたえがすごい

ここ数年読んだ中の自分の中でNo.1)


*6人の嘘つきな大学生

(若者のリアル、

ミステリー要素が面白かった)


です。







一冊読むと

また何か読みたくなる〜

久々の東野圭吾とか

探してみようかなウインク