『ポーズの後に、体で感じる時間をくれる先生がいたので、そう言う時間があるといいなぁ』
と、教えて下さいました。
例えば具体例に言うと、
『ウォーリアⅠの後にポーズを戻して、肩の重さや、指先のジンジンする感じをしばし味わってみましょう!』
という事です。
私もこの『ポーズを感じる』と言う事はとても大切だと思います。
意識を自分自身にフォーカスして、どんな感じがするのか味わう。
でもそこで、
『次からそうやってみますね』
とは即答出来ず、
『ありがとうございます。』
と、その場は終わりました。
あれからずっと、なんで即答出来なかったのか考えていました。
『じゃあ私はどうやって感じてるのかな?』と改めて考えました。
ポーズを感じると言う事は、
皮膚の感覚、筋肉、血管、神経、骨格、細胞…
体のあらゆる所を感じる事から始まり
エネルギーの循環から、心の移り変わりまで味わう事だと思います。
とくに芯のコアを感じ、要らない力は出来るだけ抜きたい。(アウターマッスルではなく、インナーマッスルを使う)
それは免震構造のビルのようであり、プロのゴルフスイングのような、しなやかな強さに繋がる。
強さは優しさを生みだし、より軽やかでより落ち着いた気持ちを呼び起こす。
そしてその感覚って『毎回同じか?』
と言う事でした。
同じポーズでも、毎回感じる事は違うし、タイミングも違う。
私が『言葉』にした瞬間から、そこだけを感じようとしてしまわないか?
ベジに相談したら、
『ポイントだけでは無く、体全体で自由に感じる事も大切だ。』
と言ってました。
その為には集中し過ぎず一歩引いて、自分を客観視する事も大事かな?と思います。
そして感じた事はジャッジせず、丸ごと受け止める。
自由に感じる事を、自分に許す。
私はレッスン中いつも、お客様には自由に楽しんでもらいたいと思っております。
ゆっくりやりたい日は、ゆっくり。
きっちりやりたい日は、きっちり。
私のリードに合わなくても大丈夫です。
なぜなら今日のティーチャートレーニング。
みんなが次のダウンドッグに移っているのに、
1人ナタラジャアーサナをやっていましたから笑
でも朋さんが言っていたけど、
『いつもゆっくり自分のペースで動いている人が、アキの早いペースで動いてみたら、また新しい感覚を見つけられるかもしれないよ』
そうだな。
↑どっちだ笑
感じるって奥が深い!
私の今の結論としては、
ひとつひとつのポーズを分解せず、クラス全体のポーズをひとつとして、流れるように移り変わる体と心を感じてもらいたいです。
私はポーズの『つなぎ』もポーズだと思っているからです。
だから『滑らかに繋ぐ・動く』
って良く言ってます。
あぁ『ポーズに完成は無い』ってこういう意味もあるのか!
こんな感じでどうでしょうか?
オマケ
昨日のなおちゃんコーナー☻
ベジが鼻をかんでいる最中に隠し撮り
なおちゃん、寝ながら授業。
2時間のベジのダーマヨガを受けたらもう2時間座れません…私。
全員寝てないですよ、ちゃんと座ってる人もいます笑
自分の話を、ちゃんと座って聞きなさいなんて、これっぽっちも思わない人達
ミスター自然体。