ポーズを感じる I feel the asana | akiのAYOGスタイル

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ハワイ州マウイ島のヨガアカデミーにて、全米ヨガアライアンスRYT200を取得。帰国後、東京から千葉県九十九里に拠点を移し、現在の師匠・佐藤ベジと共にNYダーマヨガセンターへ。その後もNYに修行に行きつつ、BORN TO YOG TTを卒業。現在は千葉や東京を中心に活動しています。

 先日のレッスンの後にお客様とお話していたら、

『ポーズの後に、体で感じる時間をくれる先生がいたので、そう言う時間があるといいなぁ』

 と、教えて下さいました。


例えば具体例に言うと、

『ウォーリアⅠの後にポーズを戻して、肩の重さや、指先のジンジンする感じをしばし味わってみましょう!』

という事です。


 私もこの『ポーズを感じる』と言う事はとても大切だと思います。

 意識を自分自身にフォーカスして、どんな感じがするのか味わう。


 でもそこで、
『次からそうやってみますね』

 とは即答出来ず、

『ありがとうございます。』

 と、その場は終わりました。




 あれからずっと、なんで即答出来なかったのか考えていました。

 『じゃあ私はどうやって感じてるのかな?』と改めて考えました。




 ポーズを感じると言う事は、

 皮膚の感覚、筋肉、血管、神経、骨格、細胞…

 体のあらゆる所を感じる事から始まり

 エネルギーの循環から、心の移り変わりまで味わう事だと思います。


 とくに芯のコアを感じ、要らない力は出来るだけ抜きたい。(アウターマッスルではなく、インナーマッスルを使う)


 それは免震構造のビルのようであり、プロのゴルフスイングのような、しなやかな強さに繋がる。


 強さは優しさを生みだし、より軽やかでより落ち着いた気持ちを呼び起こす。


 そしてその感覚って『毎回同じか?』

 と言う事でした。


 同じポーズでも、毎回感じる事は違うし、タイミングも違う。

 私が『言葉』にした瞬間から、そこだけを感じようとしてしまわないか?


 
 ベジに相談したら、

『ポイントだけでは無く、体全体で自由に感じる事も大切だ。』
 

 と言ってました。


 その為には集中し過ぎず一歩引いて、自分を客観視する事も大事かな?と思います。


 そして感じた事はジャッジせず、丸ごと受け止める。

 自由に感じる事を、自分に許す。




 私はレッスン中いつも、お客様には自由に楽しんでもらいたいと思っております。


  ゆっくりやりたい日は、ゆっくり。
  きっちりやりたい日は、きっちり。


 私のリードに合わなくても大丈夫です。


 なぜなら今日のティーチャートレーニング。


 みんなが次のダウンドッグに移っているのに、


 1人ナタラジャアーサナをやっていましたから笑
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 バランスが取れたら、ポーズをもうちょっと感じてみたかったんです☆

 
 
 でも朋さんが言っていたけど、

『いつもゆっくり自分のペースで動いている人が、アキの早いペースで動いてみたら、また新しい感覚を見つけられるかもしれないよ』


 そうだな。
↑どっちだ笑


 感じるって奥が深い!



 私の今の結論としては、

 ひとつひとつのポーズを分解せず、クラス全体のポーズをひとつとして、流れるように移り変わる体と心を感じてもらいたいです。


 私はポーズの『つなぎ』もポーズだと思っているからです。

 だから『滑らかに繋ぐ・動く』
って良く言ってます。


 あぁ『ポーズに完成は無い』ってこういう意味もあるのか!


 こんな感じでどうでしょうか?


 


 オマケ

昨日のなおちゃんコーナー☻


 ベジの解剖学の座学中。

 ベジが鼻をかんでいる最中に隠し撮り


 なおちゃん、寝ながら授業。
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はっ!見つかった⁈
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 この角度で撮れる私も、寝っ転がりながら受けてますけどね。


  2時間のベジのダーマヨガを受けたらもう2時間座れません…私。


 全員寝てないですよ、ちゃんと座ってる人もいます笑

 
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 自分の話を、ちゃんと座って聞きなさいなんて、これっぽっちも思わない人達


  ミスター自然体。