できるだけ、穏やかに明るい声を意識して電話を切った。
受話器を置いた途端、拳で机を叩いていた。
その激しさに自分自身で驚いた。
落ちた涙が情けなく、尚悔しさがこみ上げてきた。
「わ~~ん!!」
と、泣き伏した。
その声で我に返った。
わたしって、こんなことで泣けたんだ。
悔しくて泣くなんて、まだ若いじゃん。
今回は、そう・・・縁がなかっただけ。
こんな時こその笑顔は得意。
あ!きょうは13日の金曜日だったっけ・・・・どうりでね・・・・
ん?ん?ん?
14日の金曜日じゃないかぁ!
ま、いっか。