ダンスがすんだ | ようこそ もぐ庵へ 

ようこそ もぐ庵へ 

座右の銘は『いいかげんは良い加減』
人生をなめている訳ではないけれど。

以前、ご紹介いたしました回文の本、『マタタビ浴びたタマ』 に続く、回文の本です。


 パリにお住まいのReikoさまから教えていただきました。


 

 『ダンスがすんだ』 フジモトマサル 新潮社


 『ダンスがすんだ』 この娘!猫の娘。 美しいこの娘・・・医師苦痛。


帯もなかなか。 「粋な奇異」と柴田元幸(東大教授)。

「わたし欣喜したわ」キユトモ・タバシって誰?


 「やあ、あや!」・・・この本が私を呼んでいる。 と、平山あやさんもお薦めです。



 ドキッとし、うなずき、口の端で嗤い、止めた息をふうっと吐いて終わる、そんな一冊。


  

 


  『マタタビ浴びたタマ』より、色っぽく洗練されている印象。


 

  二年前の猛暑に書かれた、作者の「おわりに」も傑作です。