拙庵の看板(アメブロさんからの借り物ですが・・・)『アンペルマン』についてです。
彼は1961年、旧東ドイツのベルリン生まれ。
産みの親は、交通心理学者のカール・ペグラウという方。
認知性、親しみやすさなど、心理学に基づいて十分な検討がなされての誕生だそうです。
彼の危機は、その親しみやすさとは裏腹に、1990年のドイツ統一でした。
その時彼を救ったのが、インダストリアルデザイナーのマルクス・ヘックハウンゼンという方。
撤去された信号機を引き取って、赤と緑の信号灯を作成。
これが、撤去反対運動の『緑』信号となり、1997年、交差点にその姿を残すことになります。
![アンペルフロイ](https://stat.ameba.jp/user_images/8e/0c/10003898661_s.jpg?caw=800)
『赤』・・・疲れたときは休もう。
『緑』・・・休んだら、また歩きだそう。
そんな思いをこめて、彼に立ってもらうことにしました。