2020年8月2日(日)
第5回 炭鉄港カードの旅
今回は【室蘭市】を訪れる。
同時進行で、他の公共配布カードも集める。
苫小牧→室蘭→登別→白老
【室蘭市】
鉄のまち 室蘭
天然の良港である室蘭港 開港以来、石炭積出・製鉄・石油精製などを中心とした臨海工業港及び後背地の流通拠点港として北海道工業地域の発展
小樽と競う石炭積み出し港として発達
小樽港は国内向け石炭の供給地、室蘭港は外国向け石炭輸出港へ
小樽港の立場を逆転するようになるが、空知の石炭産地から近い苫小牧港に石炭埠頭が造られ、北海道一の重要港湾の座を奪われる。
その後、北海道を代表する工業都市として発達
1872(明治5)年 室蘭港開港
1892(明治25)年 北海道炭礦鉄道 輪西(室蘭)-岩見沢間(現在の室蘭本線)開通 石炭積み出し開始
1909(明治42)年 北炭輪西鉄製鉄場(現在の日本製鉄室蘭製鉄所)操業開始
室蘭人生初上陸!!
室蘭の炭鉄港構成遺産は、8つ
今回、室蘭は下調べ不足のため色々と見逃す。
来年2021年に炭鉄港カード第2弾が配布されるという噂があるので、また室蘭に訪れたときにゆっくり巡りたい。
【室蘭市民族資料館(とんてん館)】
国指定の史跡「東蝦夷地南部藩モロラン陣屋跡」に隣接する博物館相当の教育施設で、埋蔵文化財を含む約22,000点の資料が収蔵展示されている。
「輪西中空土偶」
重要文化財であり、本物は東京国立博物館に所蔵
北海道では出土例の少ない中空土偶の1つ
今、縄文遺跡が熱い❗
北海道・北東北で縄文遺跡群を世界遺産を目指している。(室蘭はリストにないが)
あまり期待してなかったが、室蘭を勉強してから来ればもっと楽しめたかも。
入館料無料で入れることもあり、おすすめの施設
下調べ不足で、炭鉄港の構成文化財を見逃す。
「恵比寿・大黒天像」
施設内のどこかにいたはず……
炭鉄港カード
No.19 工業景観と企業城下町のまちなみ ゲット!!(カードの詳細はのちほど……)
先人カードNo.34 添田 龍吉も配布していたが、配布終了済みでゲットならず。
室蘭の工業地帯
港の大きさは違うが、雰囲気が長崎に似ている。(長崎は造船のまちだが )
「白鳥大橋」
全長1,380mあり、白鳥が羽根を広げたような優雅な白い橋
「道の駅 みたら室蘭」
北海道かけ橋カードNo.16 白鳥大橋 ゲット!!
おまけに我が家の愛犬(パグ)もぐのお土産 ゲット!!
白鳥大橋記念館が併設されていたが、見逃してしまったので、またの機会に
道路挟んだところに、
北海道最古の水族館「市立室蘭水族館」
レトロな観覧車もあり、昭和感が漂う。
入ったら長くなりそうなので、今回はスルー
お昼
室蘭のご当地グルメと言えば、
「やきとり」と「カレーラーメン」
はるばる室蘭まで来たので、両方セットで食べれる所に行ってみた。
「小舟」
ここはサイズが色々選べることができ、
室蘭のやきとりは、「焼き鳥」なのに豚肉である。
えとも
「室蘭市絵鞆小学校の円形校舎」
明治末に製鉄所、大砲を造る製銅工場ができ、鉄とともに発達した室蘭
戦後のベビーブームによる子どもの急増で、円形校舎が1958(昭和33)年に教室棟(右)、2年後の60年に体育館棟(左)が建てられた。
近隣の学校と統廃合によって、2015(平成27)年3月に閉校した。
教室棟は保存が決まっていたが、左にある体育館棟は、耐震強度が低く、市は解体の検討をしていた。
2棟保存してほしいという声が多く、クラウドファンディングによる寄付が集まり、市民団体が売却し、補修し2棟とも保存されることが決まった。
教室棟は、「縄文文化の展示施設」として市1階部分を活用する予定
この小学校の敷地に縄文時代の貝塚があり、2015年の発掘で縄文時代の人骨が見つかっている。
「円形校舎」
少ない資材で狭い場所に経済的に建てられるということで、1950年代に日本各地で多く建てられたが、扇形の教室は多数の机が並べられず、また増築が困難な構造であり1960年代後半以降は建てられなくなった。
約100棟ほど建てられ、老朽化で解体されたり、廃墟化し、現在は全国に30棟ほどが現存している。
【炭鉄港カード】
No.19 工業景観と企業城下町のまちなみ
また製鉄所付近には、最盛期の面影を残す商店街や施設などが残っている。
次回、「炭鉄港カードの旅⑪室蘭市その2」へ続く……