宇徳敬子さんのシングルやアルバムの発売日を調べていると、シングル曲はデビューしたての頃を除けば初夏から真夏の間に集中していて、アルバムは秋の入口から晩秋にかけて発売されています。
そのせいなのか宇徳さんの曲においては夏が歌われている印象が強いです。
また、夏が終わっていたり秋が漂うような描写がなされている曲も少なからずあります。
しかし宇徳さんの曲では冬のイメージがありません。
心が寒かったりすることはあっても、雪が降ったりすることはないですよね?ちらついてもない気がします。
雨の日はポジティブですが、雪の日はどうなのでしょうか?
また、街にクリスマスツリーやイルミネーションがきらめいてたりしないですよね。
『二人のために未来のために』のように、夏の終わりの夜の雰囲気を醸し出す曲はあるのに、寒そうな夜を感じさせる曲は無い気がします。
あと、春もあまりイメージがありません。でも宇徳さんの曲ではフリージアが咲いてます。
フリージアは春に咲くんですよね。だけどフリージアが咲いている『ふたりのSeason』は、春だけど3月というよりは風が爽やかなゴールデンウイークな雰囲気で、夏寄りな春という感じです。
宇徳さんの曲では卒業や桜が咲いたり散ったりするベタな春はないですよね。
クリスマスがない、雪は降らない、卒業しない、桜が舞い散らない。
この「ない」を4つ満たしている人て少ない気がするのですが、どうでしょうか?
きっちり調べたわけではないのですが、宇徳さんはそのへんを意図的に避けているのかどうかが気になります。
と、いうことで本日はこのへんで失礼させていただきます。