まぁ、人それぞれ定義はあるだろうが、少なくとも「お酒が飲める」とか、そういった年齢的なものは単に『許可された』というだけであり、言い方は悪いが『くだらない』事だと個人的には思う。
「自立できること」というのもあるかもしれないが、もし病気になったりして動けなくなった場合、『大人』ではなくなるという事だろうか。
「それでも自立できるように努力する」というのは、自分で責任を取ろうとしてなければ出来ない事だろうし、もしそれでも動けなかったとしても、「努力は諦めて全てを受け入れる」というのもまた、自分で責任を取ろうという事だろう。
そういう訳で、僕の考える『大人』とは、
『自分の世界の責任を取れるか』どうかである。
であれば年齢的には子供であっても『大人』である場合もあるし、その逆もある。
ちなみにこの場合の『責任』とは、一つ一つの責任を請け負って『責任を感じ、果たさなきゃならない』という事ではない。
「アノ人のせいで私の気分が悪くなった」
「アノ人が〇〇してくれないから私は…」
「誰も優しくしてくれない…」
「なんで私だけがこんな目に…」
これらは『自分の責任』の世界で生きているのではなく、『他人の責任』の世界で生きている。
この違いに気付き、理解できるのが『大人』なのだろうと個人的には思う