雨のキャンプ

ネットで調べると‟雨キャンプ やめた方がいい”などの検索候補が表示されます。

 

ソロキャンプで雨は、同行者が居ないのでそれほど気を遣わずキャンプの経験値稼ぎに良い機会になるかな、と思います。

快適な初夏や秋、真冬に比べ、突風が吹き荒れる春の天候不順や真夏の酷暑の中のキャンプは、克服することに意義があり、必ず次回の野営に教訓を残します。

仕事中に天気予報を確認すると、明日にキャンプに出掛けることを悟られたかのように雨予報。

ここでキャンプ地選びが大事になってきます。

 

風が少ない林間サイトを選ぶべきか→水はけが悪いかも

 

河原は突風が恐怖→この程度の雨量ならば雨は川に流れて水没しないだろう

雨の中設営を進めます。

30年愛用のUS軍幕はスプレーをかけようがワックスを塗ろうが防水性は無い(!)のでDDタープの4×4の下に設営し、タープ下に綿素材の軍幕を張ります。

タープは水が溜まらないように、サイドはV字型になるようにパラコードで調節しました。

雨の日は小さいバーナーでの料理が想定されるので2kgの重たいタークは今日はお休み。

豚のカシラを焼きます。

ステーキ肉は超高級なものばかり売り場に鎮座していたので、消化に良さそうな薄切り肉で。

 

ウォークマンと小型スピーカーをBluetoothでつないで音楽を楽しみます。

夕方6時くらいから軍幕内に籠り、ウイスキーと日本酒で過ごします。

タープ下での設営なので軍幕は雨漏りもなく快適です。地面からの湿気は防水グランドシートがうまく機能しているようです。

気温は低く、小さいランタンの炎が暖房代わり(軍幕は外気が素通しなので良いですが密室のドームテントは危ないから止めてね)

 

ラジオをつけると大谷選手の通訳が賭博でどうたらの内容ばかりで、特に関心は無いですね。

 

まあ通訳も若いんだから、反省してやり直せばいい。

 

風を伴って雨が強く降るときのキャンプは寝ていても不安が付きまといます。

風でテントやタープが軋むたびに目がパチッと開く感じ。

風圧を受けやすい軍幕やタープを使わずに小さいドームテントが一番良いのでしょうね。

 

お願い、飛ばされないでね…

 

強風に何とか耐えて、タープと軍幕は健全です。

6時頃に雨は小康状態に、しかし9時ごろから再び強く降る模様。

それまでにある程度はいろいろ片づけておきたい…

ヤオコーオリジナルのモンカフェみたいなコーヒー(1回分45円)

香ばしいコーヒーを楽しみながら、同時進行で朝ごはんのカレーを温めます。

出来上がり。辛いわ、これ。

冷めた体がボワッと熱くなりました。

 

雨の中の撤収はタープ下で進めるのが濡れずに快適です。

とはいえ、泥水で汚れたペグやロープ、たき火台の片づけなどが今後の課題。

 

ローソンのマチカフェでコーヒーを飲んで雨の高速で帰路につきました。

おしまい。