5月某日。
河口湖で釣りをし、西湖でキャンプ、という定番のコースです。
雨男なので荒天の日が多く、雨のキャンプをいかに快適に過ごすか、これが永遠のテーマ。
StudioGoldwaterという工房のルアービルダーの友人と合流して、飽きないくらいギルが釣れてくれて満足です。
友人と別れてキャンプ場に到着した夕方頃から空模様が怪しくなり、黒々とした雲からゴロゴロと。
そんなこともあろうかと、河口湖あたりにあるスーパーのアウトドアグッズ売り場で撥水スプレーを購入しておいたので、ささっと軍幕にスプレーしておきました。
おなじみの晩餐写真ですが、この後大変な目に…
ものすごい土砂降りと雷、突風で一人バーベキューは撤収、テントに避難しました。
しかし撥水スプレーは効果が弱く、あっという間にテント内は水浸し。
羽毛寝袋もずぶ濡れ(どうやって寝ろと?)
コットは水たまり(隙間風もあいまって冷え冷え)
天井からはドリフのコントみたいに水がジャ~!(ドリフの撤収のテーマが聞こえてきそう)
個人が久々の余暇を楽しんでいるテントで雨漏りなんかしないで欲しい…
人間関係がめんどくさい職場でこれくらい雨漏りしてくれたら、ちっぽけな小競り合いをやめて一致団結してくれるだろうけどな…
夜中。
勢いが増す豪雨と寒さでテントは放置し、寝袋を車に乗せてエンジン始動。
7kmくらい走って夜中でも営業中のコインランドリーに到着。
ありがたい…
ずぶ濡れの羽毛寝袋は20分くらいの乾燥機でフッカフカのフワッフワに。
おなかが空いたので帰りのコンビニでサンドイッチと温かいコーヒーを買い、駐車場で食べました。
キャンプ場に到着し、車中泊。暖かく復活した寝袋で体温が戻り、快眠できました。
そんな教訓から、綿の軍幕には撥水スプレーは効かないだろうということで、フェールラーベンのグリーンランドワックスを試してみることにしました。
塗るのは重労働。
軍幕一張りに固形のワックス3分の2くらいで足ります。塗り込んだら白くなり、アイロンをかけてしみ込ませると緑色が戻ります。
試しに水をかけてみると水玉が表面を転がるのでいい感じです。
次の雨キャンプに備えたいと思います。