友人K氏と連絡を取り合い、肌寒くなった河原でキャンプを楽しみました。

今回のテーマは

DDタープでシェルターを作り、快適に過ごす

DDタープはペグとロープワークで色んな張り方ができるので、基本的なロープワークと張り方をYoutubeなどで日々予習しておりました。

 

昼から天候回復と天気予報は伝えていましたが、2時くらいにようやく雨が上がり、河原に到達するまでに通過する草むらは水をたっぷり含んでいるので合羽を羽織って現地に向かいました。

 

今回試すのは「ステルスパターン」で、外見が単にステルス戦闘機っぽいという事らしいです。

フルクローズはしませんがある程度居住スペースが確保できて簡単な設営です。

 

ペグ7本

ガイロープ3本

伸縮ポール1本

 

これだけで風に強く、雨をしのげて快適に過ごせます。

設営中に喉が渇いてお先に一杯。

Nemoのペグハンマーは栓抜きが付いているのが面白いです。

5時くらいにK氏が藪から登場し、無事合流しました。

 

使用しているDDタープは4m×4mで、ステルス張りだと2名は余裕で収容できますが、K氏は自身のモンベルのムーンライトを設営。

 

宴の時間です。

夜は寒いからキムチ鍋の材料も買っておきましたが、ステーキでお腹いっぱい。鍋をつつくほどではないので追加で豆菓子をつまみで充分でした。

カナディアンのステーキはうまくてうまくて。

会話の内容は30年以上前の野宿の思い出話。

面白いったらありゃしない。

 

不意に草むらで獣の気配を感じました。

明らかに我々のキャンプ地を意識しているような動きを感じ

「いるな」

とK氏がつぶやいたので周辺をライトで照らしましたが姿は見えず。

半径を広げて周囲を探索したら柴犬よりも1.5倍大きい黒い獣が視界に入り、こちらが威嚇すると逃げていきました。

最低2匹がこちらの様子をうかがっているのがわかります。

数年前にこの都心寄りの河原でクマの目撃情報もありました。

ずんぐりしていて、たぶんイノシシかクマかも知れません。

良い感じに酔いも回り、眠くなったのでDDステルス内へ。

天井は当然低く、赤ちゃんみたいにハイハイして中に入ります。

オレゴニアンキャンパーのグランドシートにコットを置き、ハーマンニール社のフォイヤーハントを明かりにして十分な居住スペースです。

防水性とステルス張りは通気性が高いので、悪天候時に中で簡単な調理もできそうです。

テント内にイノシシ(またはクマ)が突入すると笑えるので、入り口にコールマンのスチールベルトと道具をまとめたバッグを置き、素通りさせないようにします。

また、食べ物などはすべて密閉して匂いが漏れないようにしました。

 

真夜中に獣の足跡で目が覚めて外を見るとタヌキくらいのが一匹「なんかないかな~」と焚き火周辺をクンクンしていました(なにもないよ~だ!)

 

スベアのバーナーの轟音で目が覚め、テントから顔を出すとK氏がコーヒーを沸かしていたので一杯いただきます。

陽が出て快晴。

タープと装備をしっかり乾燥させて撤収。

 

帰宅して着ていた衣類を洗濯してお風呂に入りお昼寝しました。

 

キャンプの楽しみって、帰宅後のお風呂とお昼寝。

 

年内にもう何回か行きたいところです。