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昨年トラウト用ロッドをオーダーしました。

 

Paragon G 411
釣りにのめり込めばのめり込むほど、いわゆる大量生産の道具よりもスペシャルなものが欲しくなってしまうのは避けられないですね。

 

世田谷のアングロ&カンパニーは店舗内が工房になっていて、ドアを開けて中に入ると溶剤や木材の匂いが漂う、創作意欲を刺激する空間です。

 

以前から気になっていたグラスロッドであるParagon G 411の完成品を試し振らせていただきました。

 

グラスロッドってベロンベロンで腰が無いイメージがありますが、この竿は全く違いました。

 

シャキンとしていて振った感じはバンブーロッドのそれに近い印象。
これにしよう。
このロッドはスレッド(ガイドを固定する糸)の色やリールシートの材木を好みで選べます。

 

スレッドは赤で

 

グリップの金具は黒で

 

リールシートの材木は花梨瘤で

 

待つこと2カ月、出来上がった自分だけのトラウトロッドを初めて見た時は衝撃的でした。
店内のショーケースの上に置かれたロッドは照明に透けるような、舐めたら甘そうな飴色で、赤いスレッドがレトロ感を、黒スレッドとグリップの金具がロッド全体の印象を引き締めていました。
リールシートの花梨材は複雑な木目がため息が出るほど美しく、トルザイトリングは軽量で持った時の重さも完璧…

 

このロッドで魚を掛けたい!

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釣りに行かない時は眺めて酒の肴に。
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装着するアブのカーディナル33のハンドルは、そんなわけでリールシートと同じ花梨材に変更。
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昨日都内の渓流釣り場に行きました。
ルースターテールというスピナーを対岸すれすれにキャストすると、大きな魚影がユラッと見えました。
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数投目

 

…ゴン!

 

ロッドはしなやかに弧を描き、パワフルな魚の抵抗が伝わってきます。大型魚の尋常じゃない突っ走りにのされることもなく、リールのドラグとロッドの弾力で急激なパワーをうまく吸収している印象。









 

53cm










 

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Paragon G 411 入魂完了!!









 

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