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先日早く起きたので愛車にまたがり、まとまった距離を走ることにしました。
20代の頃は青梅~奥多摩~塩山~甲府~八ヶ岳まで完全自走で走る元気がありましたが、この年になると無理せず、疲れたり飽きたりしたら電車で帰ればいいか、ということで輪行袋が装備に加わることになりました。
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今回のルートは
自宅~町田~境川サイクリングロードを走って~江の島
町田リス園の横の坂をひいこら言いながら上っている私の横を大学のサイクリング部の学生たちがお揃いのユニフォームを着てビュンビュン通過していきます。
たまーにしか乗らない筋力の脚では、そりゃ学生のパワーにかなうはずもなく。
自宅からのこの道のりで坂らしい坂はこの町田のあたりだけで、あとは至って平坦な道が続きます。
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境川サイクリングロードは季節になると桜が咲いてにぎやかになるようですが、少し早かったようです。
静かで、とても走りやすい道でした。
サイクリングロードを抜けて少し走ると江の島駅に到着。自宅から60kmの距離です。
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朝8時に出て、昼頃には江の島に。
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せっかくだから何かうまいもの食べようとお店を探していると、島童子というお店の感じの良い店員さんが

「自転車、大丈夫ですよ!!」

と案内してくれました。
チャリンコ乗りの心配って自転車>グルメで、ご飯食べて満腹になって駐輪場を見たらいたずらされていた、なんて洒落になりません。
このお店は自分の自転車が見えるところで食べられるので安心です。
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おしゃれなテラスに自転車を停め、その横であたたかいお茶を。
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おすすめの海鮮丼は刺身も新鮮でおいしい。
私だけ贅沢な昼ご飯を食べて家にいる家族に申し訳ない。「ごめん」と「うまい」を心の中で繰り返し。
味噌汁で塩分を補給しているとピナレロとトレックにまたがったサイクリストがお店に入ってきました。
きっと自転車乗りに優しいお店で有名なんでしょうね。

さて、どうするか?

来た道をそのまま戻る気にもなれず、海岸沿い逗子に向かって激走。鎌倉~葉山町のあたりで横須賀に進路をとり、逸見~追浜~金沢八景のあたりで日が暮れてきました。
このあたりで

新横浜○○km

という標識を見た途端、めんどくさくなりました。
120km走ったし、砂ぼこりで目は痛いし、ビール飲みたいし、風呂入りたいし、布団の上にダイブしたい。
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上永谷駅で100均を見つけ、ロールの銀シート、軍手、マスキングテープを購入。
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自転車を分解して輪行袋に入れるとホイールとフレームが接している部分がぶつかって傷がつくので、写真のようにカットした銀シートをフレームに巻き、スプロケットに軍手をかぶせ、ディレーラーが狂わないように保護金具を装着。
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慣れれば分解、梱包にそれほどかからないと思いますが、本日はこのロードバイク初の輪行なので厳重かつ丁寧に、1時間かけて梱包しました。
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電車では他の乗客の邪魔にならないように最後尾の車両へ。
2時間ほど電車に揺られ、10時過ぎに我が家に到着。
晩御飯は温かいそばでした。普段は真冬でも冷たいそばですが、疲れた体には温かいのが最高でした。

連休だったので翌朝はお疲れ休み。
コーヒーを飲みながらストーブのそばでマシンのメンテナンス。梱包に時間をかけただけあって、傷は無く、変速の狂いもありませんでした。

疲れたら無理せず輪行で