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先日、いつもの野宿仲間である友人K氏と、ちょっと一杯飲みました。
本来でしたら“新年会”と題して、いつもの仲間を全員召集するところでしたが、それぞれ仕事が忙しく、なかなか集まらなかったので男2匹で飲みです。

このK氏との付き合いは長く、人生の大半の時間を共有しています。

酒を飲んでいるときの会話は多くは無いですが、話を構成する“行間”にこそ、我々がかけがえの無い仲間であるというエッセンスが凝縮されています。
会話の内容は主に野宿のこと、政治のこと、そして何より1年前の震災後の恐慌のような情勢のことが内容に加わりました。

「ガソリンなんぞ無くたって、電気が停電になったって、俺は痛くも痒くもない」
K氏がぽつりと言いました。
私たちは普段から空の下で“ままごと遊び”みたいなことをしているので、電気が切れたらランプをつけます。水道が止まれば浄水器がありますし、貯蔵してある食料もあるので、空っぽのスーパーで缶詰を買占めに走ることもありませんでした。

ガソリンが無ければ乗らなきゃいい。

暗くなったら、寝ればいい。

被災地の苦労に比べれば、東京の不便なんてぬるい。

与野党でしょうもない足の引っ張り合いがいつまでたっても続いています。

各地で瓦礫の受け入れ拒否が起きています。
“絆”だの何だの、口当たりのいいことばかり言っているのに。

一番最初にK氏と二人で飲みに行ったこと。

疎遠になって連絡の無い友達のこと。

そして何より“人間ドック”の話題まで登場。
極上の肴と酒で幸せな気分に浸り、居酒屋を出た後にK氏の強い要望でドロッドロのラーメンを堪能。

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うまいんだけど、これ食べるとおなか壊します…