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妻が
「誕生日のプレゼント、何が欲しい?」
と聞いてきました。
妻「会社に着てくちょっと上等なコートとか買う?」
私「いや、上等なコートは今持ってるので十分だよ」
妻「車のパーツとかは?」

いつもながら理解のある奥さんを持って幸せです。
私「ロールバー…入れたら狭くなるかな?」
妻「まあ広くはならないんじゃない??」
車好きの人には説明不要かと思いますが、ロールバーは車内に巡らせるパイプで、転倒時の乗員保護が目的です。そう、家族の保護が目的であって、決して自分の物欲では無いんです(笑)
「いいんじゃない?つけてみたら?」
と妻も承諾してくれたので、装着の段取りを進めました。

夕食時に
「ロールバーがあると、転倒したときにも乗員のダメージがいくらか少なくなるんだよ」
と熱弁をふるうと、ふ~んと聞いている妻の横でチビ赤が

「ロールバーガー食べた~い!」

と明らかに勘違いして、トンチンカンなことを言っておりました。

今回ロールバーの装着をお願いしたのは、桶川にある

SaitoRollcage


ロールバーを作り続けて30年の会社で、あれこれ手広くカスタムしているプロショップよりも、ロールバー専門というところに信頼感があります。
ジムニーは狭い車で、その車内に装着するにはいろいろと犠牲になるものがあります。

①サンバイザーは取り外し
②グローブボックスの開閉に干渉するため、ボックスのフタを加工して削る必要がある
③助手席側の天井の取っ手は取り外し
④ハイビーム時のウインカーレバーを起こした状態で、レバーがややロールバーに干渉する
⑤乗り降りが多少しずらくなる

とまあこんなところですが、承知の上で装着をお願いしました。

当日チビ赤と二人で朝9時にサイトウロールケージに到着。
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ブドウジュースをいただきご満悦のチビ赤を尻目にあっという間にシートが外されてゆきます。
見ていても面白そうな取り付け作業ですが、6時間ほどかかるのでその間お出かけすることにしました。
オヤジの物欲のために連れまわしてしまっているので、とりあえず「お肉食べた~い」と繰り返すチビ赤を連れて焼肉屋さんへ。
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チビ赤はカルビをぺろりと平らげてしまいました。
冬物を買ってやろうとGAPに行き、ジャンパーとズボンを買い、ミスドでお茶。
本屋に行ったりクレヨンしんちゃんのゲームセンターなどをうろうろしているうちに、お腹一杯のチビ赤は眠くなり、抱っこをねだって来ました。
15キロの重たい我が息子を抱っこして間もなく、彼は私の肩にあごを乗せてのんきにすやすやと眠り始めました。

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意外と視界は確保されて、狭くなった感はありません。
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精緻な型取りで内側から外側に向けてテンションをかけて装着されているので、剛性は十分です。
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サイトウロールケージのお姉さんにトラックのトミカをもらったチビ赤は、それを握り締めたままニンマリと再び眠りの中へ。

高速に乗ってまず気づいたのが、カーブでの安定感が加わったこと。ロールバーを入れることで車体の“たわみ”が少なくなったからでしょうか。より安全運転を心がけようと思います。

これからロールバーの導入を考えている人には、“サイトウロールケージ”をおすすめします。