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毎年友人“D氏”との恒例行事で、自転車ツアーがあります。
まとまった距離を走り、汗を流す。きわめて健康的な企画です。

8月26日、当日は雨。

D氏との自転車ツアーの出発時は必ず雨。でも、考えようでは雨はオーバーヒート気味の身体を自動的に冷却してくれる便利なものなので、落車さえ気をつければ快適です。

まず横田基地前の国道16号を八王子に向かい、淡々と走ります。
排気ガスがひどく、ガタガタの歩道。歩道を走れないから車道の左端を走ると乱暴なドライバーが幅寄せしてきます。
つくづく国道16号は走りにくい道路だな~と思いました。

雨も止み町田に入り、国道246との交差付近、境川サイクリングロードに到達。出発地点から45km地点です。
このサイクリングロードは歩行者と自転車専用で、10数kmの道を車の往来もなく安全に藤沢まで走れます。

海に到着!(75km地点)


腹も減り、江ノ島の海岸沿いにある海鮮食堂に入ります。
江ノ島は生シラスが有名らしいですが、荒天のため不漁とのこと。友人は釜揚げシラス定食を、私は刺身盛り合わせ定食を注文しました。

パンク発生

毎年彼との旅で、彼のマシンに必ず起きるハプニングです。
すかさずコンビニで修理。すでに藤沢の辺りから徐々に空気が抜けていたとのこと。

今回の旅では身体を動かしっぱなしになるため、アミノ系のゼリードリンクを摂取していました。
結果、筋肉の疲労はほとんど無し。気休めかと思いましたが、本当に効くもんですね~。
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曇天の相模川河口付近。

大磯から、小田原へ。出発から105km地点。小田原城の看板が目に入る頃、パチンコ球くらいある猛烈な雨に見舞われました。
土砂降りの雨の中、鼻歌を口ずさみながらひたすら走ります。
朝から雨、もしくは曇りのため、給水はほとんどしなくて済みました。飲んだものはアミノゼリー2本と缶コーヒー1本。
気候次第でここまで変わるものです。
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夕方6時半、ようやく箱根の塔ノ沢に到着。出発地点から実に120キロ。一日に走る量としては少し多いですが、ここまで自転車で来たと思うと達成感があります。

今回友人D氏と泊まった宿は山の中にある純和風な旅館。
ヨレて汗臭いおっさん二人が泊まるには緊張してしまうたたずまいです。
早速温泉に浸かり、筋肉をマッサージしておきます。温泉の薬効には私は結構懐疑的ですが、一日雨に打たれて走った身体には本当に良いものでした。
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料理は四季をテーマに作られたものばかりでどれもおいしく、盛り付けも綺麗。
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冷蔵庫のビールは高いのでコンビニに買出しに。キリン“秋味”をたんまり買い込み宿に戻りました。

(つづく)